第21話 ページ22
一「この小説は犯人が焼身自 殺をするところで終わってる。
太陽が沈んで夜が来るのを待ってね」
椎名「……海老沢にだけは知ってほしかった。
こんなことくらいしか、僕にできる償いはないから」
川崎「どうしようもないな君たちは。
医者を目指してきた君が、
どうしてそんなに命を粗末にできるんだ。
なんのために医者を目指してきたんだ!」
そう言って怒鳴る川崎さん。
「違うんですよ」
私は沈黙の中喋った
皆私の方を向き不思議そうな顔をしてる
でも、此は仕方ない事だもん…。
A「…違うんですよ。
彼らは分からないまま、医者になることしか考えられなくなってたんです。
そういうふうに育てられたんですよ。
親の期待に応えるために…。」
私は椎名さんにゆっくり手を伸ばした
椎名さんは、本当はいい人だもん。
「椎名さん。この世で一番許せない罪は
人の命を奪うことです。
例え、どんな理由が有ろうとも奪ったらダメなんです
椎名さん達はおいしゃさんです
人の命を救うことはすばらしいことだとおもいますよ?
医者は患者さんの命を少しでも長く生きられるように努力をする。
諦めないで、助けようとする。
私はスゴいと、思いますよ。
だから、もうやめましょうよこんな事…。
ね?椎名さん((ニコッ」
椎名「っ…… (人1)、さん……。」
そして、椎名さんは泣きながら私の手を取った
46人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:捨て猫 | 作成日時:2015年1月14日 10時