17 ページ17
(side.Seung cheol )
「…それで?ウォヌから連絡先もらったんでしょ?」
「メッセージ送ったの?ちゃんと自己紹介したの?」
「ジスから聞いたけど、初対面で水ぶっかけてきた子なんでしょ?何で俺に言わないの?!」
『こーやってすぐ質問攻めにされると思ったからだよ!!』
朝、駅から学校までの道のりの中で質問攻めにされる気持ちをこいつらは知らないんだろう…。
「だってー!スンチョルが自分からアプローチする子なんて珍しいじゃん‼
今まで年上としか付き合ったことないのに!」
「確かに…。それも告白は全部向こうからだったしね。」
『…だから今、どうしたらいいか分かんないんだよ……。』
ピコン!
ちょうどよくスマホが鳴ると、
〉〉一年のキム・Aです。
よろしくお願いします。
そんな言葉と可愛いくまのスタンプが届いていた。
…可愛いな。
「おい!にやけてんのバレバレだから⁉なんか表情筋緩みすぎ‼」
「うーん…この場合は表情筋崩壊してるって表現の方があってるんじゃない?」
『……うるせぇよ!!』
やばい…めっちゃ嬉しい…!
「…で?」
『で?って何が?」
よくわかってない俺にイラついて、あからさまに機嫌が悪くなるハニ…。
そんな俺に諭すかのようにジスが言った。
「学年も教室のある階も違うんだから、遊びかなんかに誘うのが普通でしょ?」
そうやって、俺のスマホを勝手に操作して
〈〈よければ一緒に昼飯食わない?
と、Aさん宛に送りやがったのだ。
…あ、もう既読ついてる。
………終わった。
464人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柊(プロフ) - siruuさん» ありがとうございます!これからも頑張りますね! (2020年3月5日 20時) (レス) id: f4845c9139 (このIDを非表示/違反報告)
siruu(プロフ) - 更新お疲れ様です、いつも見てます笑 戻った時のスンチョルさんのV LIVE見た時は私も発狂しました笑 これからも頑張ってください! (2020年3月5日 12時) (レス) id: 55154d2b51 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:柊 | 作者ホームページ:http://shu_kai 121
作成日時:2020年2月21日 0時