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(side.Won woo )
「…おい誰だ、俺の制汗剤勝手に使ったヤツ。」
「何で俺見ながら、睨むんだよ⁉ジュニかもしれないだろ?」
「えー、さっきスニョンラッキー!とか叫びながらたくさん使ってたじゃん!!」
「…おいクォン・スニョンやっぱりお前だろ!」
「……すいませんでしたーっ!」
そんな馬鹿なやりとりをしながら、帰る準備をする。
一個上のジョンハニヒョンやジスヒョンも笑いながら、
…でもおかしいな。
いつもだったらこの2人はスンチョリヒョンをターゲットにいじめ…からかっているはずだ。
肝心のスンチョリヒョンはさっきから俺をじーっと見ている。
………俺なんか、したっけ?
『スンチョリヒョン、どうしたんですか?』
「…あのさ、ウォヌって彼女いる?』
『…いませんけど。』
「………今日朝から、ハニが女子と2人でいること見たって聞いて…」
朝?
…あーそういえば
『Aのことですか?』
「!!!」
『入学式のあと仲良くなってそっから本の貸し借りしてるぐらいですよ。
でも、いろんな人に見つかると噂されたりするじゃないですか。
だから貸し借りは人目につかない所でしてるんですよ。』
「っあ、そーなんだ。さっきハニがウォヌといい感じの子がいるって言っててびっくりしてたんだよ。」
…そういってあからさまに安心した表情のスンチョリヒョン。
…もしかしてこのヒョン
『…あの、ヒョン』
「なんだウォヌ?」
『Aに連絡先教えてもいいか聞いてみましょうか?』
「え!マジで⁉…あ!」
…やっぱり。
俺の友達に恋をしている。
「…分かりやすい反応だな。」
「本人は喜んでるんだから、そっとしておいてあげようよハニ。」
『人の恋路を何だと思ってんのヒョン達……。』
せめて俺だけでも応援してあげよう。
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柊(プロフ) - siruuさん» ありがとうございます!これからも頑張りますね! (2020年3月5日 20時) (レス) id: f4845c9139 (このIDを非表示/違反報告)
siruu(プロフ) - 更新お疲れ様です、いつも見てます笑 戻った時のスンチョルさんのV LIVE見た時は私も発狂しました笑 これからも頑張ってください! (2020年3月5日 12時) (レス) id: 55154d2b51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊 | 作者ホームページ:http://shu_kai 121
作成日時:2020年2月21日 0時