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指は、そのまま内側に滑る。
その先、きっと酷いことになってる。
きて欲しい、きて欲しくない。
いや、きて。触って欲しい。
指が、そっと、触れた。
弱く、わずかに、触れた。
あられもない声が出る。
全身に力が入る。腰が浮く。
「いい反応。
褒めてやるよ、ほら」
少しだけ指に力が加えられて
ぬかるみを行き来し始める。
ほんの浅い所だけを
ぐるんと撫でて、また出ていく。
ひだを慰めるように触れて。
また、胸を細かく揺らされる。
強くない愛撫に、頭も身体も溶けちゃう。
切な過ぎておかしくなりそう。
「そんなにいいか？
お前、揺れてんぞ」
膝の間に先生が入る。
あ、きてくれる？
「馬鹿、期待すんじゃねえ。
まだだって」
ぐいっと抱えられて
腰が上がる。何？
あ、やだ、これやだ。
薄眼を開けると
足を投げ出した先生の上に
乗せられている。
私の両足は大きく広げられて
先生の目の前に。
逃げる間も無く
潤びて緩んだその中に
差し込まれた指。
きゅうっと取り込む反応。
締めたい。締め付けたい。
「ヒクついて可愛いじゃん」
やだあ、悦んじゃう。
こんなの、悦んじゃうもん。
「もっとだろ？」
その声が終わる前に
ずっと待たされていた蕾が
いきなりクリクリと揺らされた。
あり得ない位、
私が折れるように仰け反る。
漏れた声は、もう悲鳴。
動悸が大きくなって
全身が同じように波打って
瞼の裏、真っ赤になる。
膝で先生のウエストの辺り、
締め付ける。
もうだめだから。
くたっと力が抜けて
ベッドに沈む。
口に入れられた指。
「バテやがって」
憎々しいと言わんばかりの一言。
やっぱり酷い。
「まあ、いい。
ちょっと休ませてやるよ。
つぎは、俺の番だからな」
息も絶え絶えの私に浴びせられた、
何とも色っぽい掠れた声の持ち主。
見上げた笑顔は、恐ろしく綺麗で。
言いなりになりたい私の願望が
大きくなるばかりだった。
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おはな(プロフ) - yuriyuriさん» yuriyuriさん、強気強気で攻めました！押されまくってかわされまくって、どっち向いたらいいのか分からない状況です！楽しんで頂けて良かった。大人編はほんっとうに緊張するので胃に悪いです。 (2018年7月9日 22時) (
レス) id: 4a84da09b3 (このIDを非表示/違反報告)
yuriyuri(プロフ) - ドS櫻井先生最高ですよ(//∇//)足りないくらいです笑笑 主人公ちゃんは大変だと思いますが、読んでる側としてはムフムフです笑笑 続きも楽しみにしてますね！ (2018年7月9日 13時) (レス) id: b5a15157ab (このIDを非表示/違反報告)
おはな(プロフ) - mogmog555さん» mogmog555さん！お久しぶりです。読んで頂けていたとは、本当に嬉しいです。ちょっと凹んでましたけど、回復できそうです。いや、本当に嬉しいなあ、しみじみ。力をもらえましたから、またラストに向けて頑張れそうです。ありがとうございました。 (2018年7月8日 21時) (レス) id: 4a84da09b3 (このIDを非表示/違反報告)
おはな(プロフ) - ささたくさん» ささたくさん、コメントに力を頂きました！夜の彼を知りたい、知りたくない、やっぱり知りたい甘い葛藤、共有できて嬉しい限りです。また表に戻りますけど、いつかまた、きっとRも頑張ります！ (2018年7月8日 21時) (レス) id: 4a84da09b3 (このIDを非表示/違反報告)
mogmog555(プロフ) - お久しぶりです。しっかりちゃんと読者です。こちらのお話もどハマりで次回が楽しみでリピしながら大人しく待ってました。どうぞおなはさんの思うがままに安心して書き進んでくださいねっ。ついていきます！待ってますっ！ (2018年7月8日 13時) (レス) id: 269b4d0d5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おはな
| 作成日時：2018年6月24日 15時
