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ｽﾗｯとした長い脚に、綺麗な顔
何日ぶりかの彼に、私は思わず見とれてしまう
藤｢おいで、A｣
私の名前を優しく呼ぶと、大きくて骨張っている手を差し伸べる
私はそれに導かれるようにして、手を握り
あっという間に彼の腕の中
藤｢悪いけど、これからこいつに話あんねん｣
重｢A、お願いやから俺の話聞いてや｣
大毅の声など耳には入らない
彼の腕の中がこんなにも居心地がいいだなんて
もう、私は彼に染められてしまった
自分の色を一度捨てて、彼色に染められた押し花のよう
中毒だ
・
ﾋﾞｭｫｰ
風が吹く屋上には、私と流星の２人だけ
もう屋上へ来てかれこれ１０分ほど経っただろうか
柵に凭れて一向に口を開かない流星に、私は痺れを切らしてしまった
『流星、何日も学校休んで何してたん？』
数秒後
藤｢なんでもええやろ｣
先程とは打って変わって
低く冷たく言い放たれた
私はその瞬間、不安が過ぎった
それに負けるまいと、続けて質問をした
『煙草、やめたんやなかったん？』
先程彼に抱きしめられた時に鼻を掠めたあの匂い
藤｢…｣
彼は何も答えなかった
『お母さんには、会ってきたん？』
そんな彼を無視して、次の質問へと向かう
聞かなかった方が、よかったのかもしれない
藤｢うん｣
その方が、私も知りたくないことを知らずに済んだのかもしれない
『…どう、やった？』
いや、違う
藤｢…俺はおとんに似とるみたい｣
きっと彼はこのことを言うために、私を呼び出したのだ
だから結局は、聞かなければいけない運命だったんだ
藤｢でもそれ以上に驚いたよ｣
あの日の続きを話すのではなく
藤｢まさかお前のおかんが、俺のおかんやったなんてな｣
とんでもない事実を突きつけるために
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青緒(プロフ) - ひよりさん» 以前1話だけ出していたのですが、書き直しのため一度消しました。今試行錯誤して物語を考えていますので、待っていてもらえると嬉しいです。 (2018年9月22日 21時) (
レス) id: 46d7f2d059 (このIDを非表示/違反報告)
ひより(プロフ) - 番外編ってぷらいべったーにありますか？見つけられなかったのですが… (2018年9月17日 8時) (レス) id: 4d67448de1 (このIDを非表示/違反報告)
マル子(プロフ) - 占いツクールで見たいです！！ (2018年3月11日 0時) (レス) id: 690e0afeec (このIDを非表示/違反報告)
りゅーくん(プロフ) - 占いツクールで出して欲しいです！ (2018年3月10日 22時) (レス) id: 508361ca44 (このIDを非表示/違反報告)
れなぴ - 続きがみたいです！ (2018年1月3日 13時) (レス) id: 91fefebfab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青�� | 作成日時：2017年10月27日 20時
