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私の手をｷｭｯと握った
それに私は反応して握られた手を見てしまう
重｢この前Aに聞いた時にさ、思ったんよ
Aの言う通りやなって｣
彼の瞳が私を捕らえて離さない
重｢藤井のとこに行くって、ほんまはあの時行くなって言おうとしたんよ｣
あの時とは、授業が始まる前の先生が来るほんの少し前の話だ
重｢部活行ったけどやっぱり気になって
今頃２人が付き合うてたらどないしようって｣
不安な表情が見え隠れしている
重｢俺はずっとAが好きやった｣
私の手をもう一度ｷｭｯと握って、そう言った
ﾄﾞｸﾄﾞｸと鳴る心臓の音が、私の手を通じて大毅にも聴こえてしまいそう
きっと一年前
いや、２年生になったばかりの頃だったら
この言葉を言われて私は嬉しくてそのまま返事をしていたのだろう
でも
遅いよ、大毅
『…ごめん』
細くなってしまった喉から絞り出すように声を出す
きっと、あの時事故といったキスだって
本当は────
重｢…なんでなん｣
今にも折れてしまいそうなか細い声を出す彼に
私は何度も謝りたかった
そして、はっきりと伝えようとした
『私は流星が────』
そこまで言いかけて、突然腕をｶﾞｼｯと強く掴まれた
突然のことで驚いて目を丸くする
そんな私に、彼は意味深なことを呟いたんだ
重｢…Aはあいつを好きになったらあかんねん｣
"好きになってはいけない"
禁止するような言い方だった
何故？
なんで大毅にそんなこと言われなきゃならないの？
重｢お前とあいつは────｣
？｢おい｣
大毅が何かを言いかけたのを遮って、あの人の声が階段上から聞こえてきた
見上げるとそこには
藤｢それ以上は言うな｣
階段の上に立ち、私達２人を見下ろす流星の姿があった
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青緒(プロフ) - ひよりさん» 以前1話だけ出していたのですが、書き直しのため一度消しました。今試行錯誤して物語を考えていますので、待っていてもらえると嬉しいです。 (2018年9月22日 21時) (
レス) id: 46d7f2d059 (このIDを非表示/違反報告)
ひより(プロフ) - 番外編ってぷらいべったーにありますか？見つけられなかったのですが… (2018年9月17日 8時) (レス) id: 4d67448de1 (このIDを非表示/違反報告)
マル子(プロフ) - 占いツクールで見たいです！！ (2018年3月11日 0時) (レス) id: 690e0afeec (このIDを非表示/違反報告)
りゅーくん(プロフ) - 占いツクールで出して欲しいです！ (2018年3月10日 22時) (レス) id: 508361ca44 (このIDを非表示/違反報告)
れなぴ - 続きがみたいです！ (2018年1月3日 13時) (レス) id: 91fefebfab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青�� | 作成日時：2017年10月27日 20時
