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約束の放課後がやってきた
杏ちゃんからは頑張れと応援の一言を
大毅からは、特に何も
ただ私を一度だけ横目で見てから
重｢なんかあったらすぐ呼べよ｣
とだけ言って部活へ行ってしまった
鞄は置いて行こう
スマホをポケットに入れて、誰もいなくなった教室のドアを開け静かに出た
今日はやけに静かだな
これから何か悪いことでも起こるかのような
そんなことを思いながら屋上へと続く階段を上る
一段一段、確かめるように踏みしめながら
４階の踊り場に来たあたりだろうか
？｢ちょっと｣
誰かに呼び止められてしまった
その声には聞き覚えがあったため、私は躊躇うことなく振り返る
『どうしたん？川瀬』
あの時と同じ目をしていた
あの日、流星と帰った日
私に向けていたあの目を
リズムよく階段を上り、私の目の前に立つ
そして、ﾄﾞﾝｯと肩を押された
その反動でよろけてしまう
川｢あんたさ、ほんまどういうつもり？｣
息が上がっている
私を見つけて走って追いかけてきたのだろうか
それとも
興奮しているのだろうか
川｢藤井くんと付き合っとるん？｣
その質問に、私は乾いた声を発した
『別に』
冷たく彼女を見据えて
『付き合うてへんけど？』
川｢やったら、なんで藤井くんはあんたに…｣
『もうさ、面倒くさいねんけど』
はぁと溜息をついて彼女に一歩近づく
『悪いけど、こっちはあんたに関わっとる暇ないねん』
冷たく見据えてそう言い放つ
川｢…っ、やっぱりあんた偽ってたんや｣
そんな私に"偽り"という言葉を投げかける
川｢おかしいと思っとったんよ
勉強も出来て運動も出来て？おまけに性格よくて可愛いだなんて
出来すぎやって｣
"とうとう本性現したか"
そう言って私をｷｯと睨みつける
それでも私は、一切動じなかった
『やから何？』
川｢皆に言いふらしてやる｣
『どうぞ？好きにすれば』
私のこの挑発的な態度に、遂に切れたのか
川｢そのいつだって余裕そうな顔が、
私は死ぬほど嫌いなんよ！！｣
川瀬が手を大きく振り上げた
打たれる
そう思って目を瞑った
ﾊﾟｼﾝｯ
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青緒(プロフ) - ひよりさん» 以前1話だけ出していたのですが、書き直しのため一度消しました。今試行錯誤して物語を考えていますので、待っていてもらえると嬉しいです。 (2018年9月22日 21時) (
レス) id: 46d7f2d059 (このIDを非表示/違反報告)
ひより(プロフ) - 番外編ってぷらいべったーにありますか？見つけられなかったのですが… (2018年9月17日 8時) (レス) id: 4d67448de1 (このIDを非表示/違反報告)
マル子(プロフ) - 占いツクールで見たいです！！ (2018年3月11日 0時) (レス) id: 690e0afeec (このIDを非表示/違反報告)
りゅーくん(プロフ) - 占いツクールで出して欲しいです！ (2018年3月10日 22時) (レス) id: 508361ca44 (このIDを非表示/違反報告)
れなぴ - 続きがみたいです！ (2018年1月3日 13時) (レス) id: 91fefebfab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青�� | 作成日時：2017年10月27日 20時
