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約束の金曜日はすぐにやってきた
学校が終わると急いで西南高校へと向かった
校門前で待っているが、なかなか藤井くんが出てこない
？｢あれ、宮崎？｣
そう言って私の前に現れたのは
A｢あ｣
和田くんだった
和｢なんでここにいるの？｣
A｢あ、えーっと｣
藤｢俺と待ち合わせしとるからやで｣
和｢え｣
和田くんの後ろから
ひょっこりと顔を出し
右の口角をｷｭｯと上げて笑う
A｢ふ、藤井くん｣
和｢え、なにお前ら付き合ってんの？｣
私と藤井くんを交互に見ながら尋ねてきた
"付き合ってんの？"
その言葉にかぁっと顔が熱くなった
藤｢付き合うてへんよ｣
ﾌﾊｯと笑いながらそう応えた
和｢なんだ、んじゃまた明日な！｣
和田くんにヒラヒラと手を振る藤井くん
ちょっと期待しちゃった
なんて口が裂けても言えない
藤｢ごめんな遅なって｣
A｢あ、ううん！大丈夫｣
藤｢ほんなら行こか｣
二人肩を並べて歩いた
────
藤｢おかん来たで〜｣
藤井くんのお母さんの病室は405
個室だった
藤母｢流星毎日ありがとうね｣
藤｢なに言うとるん
あ、今日はおかんが会いたがってたA連れてきたで｣
手招きをされ、病室へと足を入れる
A｢こんにちは、初めまして｣
藤母｢おー！あんたが宮崎Aさんやな！
話は流星から沢山聞いてんで〜｣
笑顔が素敵なその女性の体は
管が繋がれ
痩せ細って
髪の毛はなかった
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ちひろ(プロフ) - わたりゅかみさん» そう言ってもらえて嬉しいです！第二章、書き始めました宜しくお願いします (2017年9月3日 23時) (
レス) id: 46d7f2d059 (このIDを非表示/違反報告)
わたりゅかみ - 続き読みたいです！お願いです！ (2017年9月3日 20時) (レス) id: 64cb120b2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青�� | 作成日時：2017年8月14日 18時
