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カラオケを終えた頃には、もう暗くなっており、サラリーマンの人達が忙しく行き交っていた
｢じゃ、私たちあっちだから｣
早紀｢うん！じゃーまた明日｣
"ばいばーい"と言って別れた
早紀と2人で並んで歩く
早紀｢A、無理してない？｣
突然顔を覗き込まれた
早紀にはなんでもお見通しなんだな
A｢ちょっとだけね｣
あの子たちは悪い子ではないのだけれど、なんだか合わない感じがしていたのだ
早紀｢やっぱり｣
普通に話す分はいいんだけど、それ以上の仲になるのは少し気が引ける
早紀｢私には、気を使わないでね？｣
なんて微笑みながら言う彼女に
A｢うん
早紀といる時が一番楽しい｣
笑ってそう答えた
満足そうな顔をした彼女は"また明日ね"
そう言って家へと帰っていった
早紀はいつだって私のことを一番に考えてくれる
とても大切な人
そんな彼女でさえも、ほんとの私を知らない
醜い母親から産まれた醜い私を
PM:7時
どうせあの人も今日は仕事だし
汚い店で汚い仕事をして
そこで得たお金で生活しているなんて、考えただけでも吐き気がする
水商売をしている親なんて、恥ずかしくて誰にも言えない
私は完全に母親を軽蔑していた
父が出ていったのだって、きっとそれが原因のはずなのに何故気付かないのだろう
帰りたくない
私は、いつもの場所へと歩みを進めた
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ちひろ(プロフ) - わたりゅかみさん» そう言ってもらえて嬉しいです！第二章、書き始めました宜しくお願いします (2017年9月3日 23時) (
レス) id: 46d7f2d059 (このIDを非表示/違反報告)
わたりゅかみ - 続き読みたいです！お願いです！ (2017年9月3日 20時) (レス) id: 64cb120b2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青�� | 作成日時：2017年8月14日 18時
