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いつも通り登校し
いつも通り学校で過ごし
いつも通り藤井くんに会っていた
そんなある日
｢宮崎さ〜ん、ちょっといい？｣
柄の悪そうな先輩に呼び出された
A｢なんですか？｣
裏庭で、4人の先輩に囲まれる
｢ちょっと聞きたいことがあるんだけど｣
そう言ってスマホの画面をスクロールし
｢これなに？｣
見せられたそれは
A｢え…｣
この前の体育祭の後に藤井くんに抱き締められた時の写真だった
｢な、なんで…｣
｢この子がね、撮ってくれたんだよ？｣
出ておいで
そう言われて出てきた人物は
A｢早紀？｣
早紀だった
肩を掴まれビクッとする早紀
A｢は？なんで早紀が…｣
｢あんた、藤井くんと付き合ってんの？｣
ストレートなその質問に
A｢つきあって、ないです｣
そう答えるしかなかった
｢へ〜そうなんだ
ならもう藤井くんに近づかないでくれる？｣
A｢はい？｣
｢迷惑なんだって、藤井くん｣
どういうこと
A｢迷惑って、なんなんですか｣
｢聞かせてやんなよ〜｣
私の前に出されたもの
｢これ、録音器
昨日藤井くんにいろいろ聞きに行ったんだ｣
特別に聞かせてあげる
そう言って再生のボタンを押した
『藤井くんって、宮崎Aのことどう思ってるの？』
なにこれ
藤『…迷惑』
ﾌﾞﾂｯとそこで切れてしまった
｢ね？藤井くんが迷惑だって言ってるの｣
確かに彼の口から
"迷惑"
この二文字が出てきた
どうして
｢だからもう金輪際、藤井くんに会わないでくれる？｣
私は膝から崩れ落ちた
あんなに優しく笑いかけてくれた彼
私を守ると言ってくれた彼
全部全部、嘘だったの？
涙がとめどなく流れる
｢ほら〜、早紀ちゃんもなんか言ってあげなよ〜｣
｢泣いちゃってるよ？｣
早紀の口から出た言葉は
あまりにも残酷すぎた
早紀｢可愛いからって調子に乗んなよ｣
失った
大切なもの全て
私にはもう何もない
親からも、友達からも、好きな人からも嫌われた私には
もう何も
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ちひろ(プロフ) - わたりゅかみさん» そう言ってもらえて嬉しいです！第二章、書き始めました宜しくお願いします (2017年9月3日 23時) (
レス) id: 46d7f2d059 (このIDを非表示/違反報告)
わたりゅかみ - 続き読みたいです！お願いです！ (2017年9月3日 20時) (レス) id: 64cb120b2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青�� | 作成日時：2017年8月14日 18時
