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長々とごめんね。
でも読んでほしい。
最後まで、読んでほしい。
俺はだいちゃんが大好きだった。
とてもとても、とても大好きだった。
いや、違うね。
現在進行形で大好きです。
コンプレックスだったちっちゃい背も、
いっつもどんなおふざけにも乗ってくれるとこも、
時に切なくなり、時に心弾むような歌声も、
俺の話に笑ってくれるとこも、
屈託のない笑顔も。
全部全部全部全部、どれもが愛おしい。
だいちゃんの誕生日まで生きる。
それが目標だった。
でも余命宣告された時、
ああ、だめなんだ。
って、そう思った。
神様は不公平だね。
こんな大好きな人の誕生日も祝えないなんて。
お祝いしたかったな。
それができたら後悔なんてなかったのに。
一緒に行った海、綺麗だったね。
かき氷は冷たくて美味しかった。
好きな人からもらうかき氷って味がわからなくなるんだね。
最後のみんなとの仕事は幸せだった。
だいちゃんとの撮影はいつも通り楽しかったよ。
あの写真は宝物だね。
二人で飲んだお酒は頭が痛くなった。
二人して馬鹿みたいにふざけたね。
俺たちが出た番組を見返したりしてさ。
最高の時間だったよ。
だいちゃん。
人の言葉を借りて、書きます。
人は二度死ぬ。一度目は肉体的に。二度目は人に忘れられた時。
そういった言葉があります。
俺は寂しくないよ。
みんなと離れ離れになっても、寂しくなんかないよ。
みんなと過ごした時間、
みんなと生きていた人生。
忘れられる瞬間なんてない。
だから俺の中のみんなは死んでいない。
俺はみんなを忘れないから俺はみんなと生きている。
だから、可哀想だなんて思わないで。
心配しないで。
枕に顔埋めて泣かないで。
そしたら俺が心配しちゃうから。
ね？
俺は大丈夫。
最後に。
いっぱいいっぱいありがとう。
いっぱいいっぱいごめんね。
あなたが大好きです。
大好きです。
愛しています。
ありがとう。
伊野尾慧
P.S.読めない漢字無かった？笑
あったら誰かに聞くんだよ。これも勉強！笑
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作者名：りんこ | 作成日時：2018年7月30日 20時
