第41話 ページ45
廊下を歩きながらコツコツと履きなれない靴を鳴らす。
パクノダさんが言うには服はシズクさんで、靴はマチさんが盗って来てくれたらしい。
赤くリボンの飾りが付いた靴はとても可愛らしい。
その優しさに少し笑が零れた。
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パクノダさんが前でギイっと扉をあけると、その中の視線が一気にこちらに集まった。
最初に私に気づいてくださったのはマチさんだった。
マチ「A...!!アンタ怪我は大丈夫なのかい?!」
そう言いながらペタペタと私の体を触って確かめてくるマチさん。
『もう、大丈夫です。心配して下さってありがとうございます。』
するとマチさんは安心したような顔でこちらを見た。
そこから続々と皆さんがこちらに駆けつけてきてくれた。
ウヴォーギンさんは私を見るやいなや頭をガシガシと撫でながら
ウヴォ「あの時は流石にヒヤッとしたぜ、ガハハ。」
なんていってさらに乱暴に私の頭を撫でた。
そこにシャルナークさんが止めに入る。
シャ「ちょっとウヴォー!Aは病み上がりなんだからもっと優しくしなよ!」
コル「そうだよ。Aの頭が可笑しくなっちゃう。」
嗚呼、なんだかとても平和だ。
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リンゴ - とっても面白いです!更新頑張って下さい!!! (2018年2月25日 18時) (レス) id: d0b5539735 (このIDを非表示/違反報告)
陽毬(プロフ) - すっごく面白いです!これからどう進んで行くのか楽しみです!更新頑張って下さい! (2018年1月10日 20時) (レス) id: 12567f067b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:安 | 作成日時:2018年1月8日 21時