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第36話 ページ39

少しするとフィンクスさんの携帯にシャルナークさんからの連絡が来た。



どうやらお宝を奪うことに成功したようだ。



フィンクスさんは携帯をピッときると私達に向き直った。



フィ「宝はもう奪ったらしい、俺達も帰ろうぜ。」




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4人で静かな美術館の廊下をコツコツ歩く。




こんな中は静かでもきっと外は今頃大乱闘だろう。



私は自身の体から香る血の匂いに顔を顰めた。



特にマントが血を多く吸ってしまったようだ。




私は恥ずかしさよりも匂いへの嫌悪感が勝り、マントを脱いだ。




右腹の部分からまだ血がでていた。



私はヒールエンジェミーを使い出血が止まったところまで治す。


一応オーラは残しておいた方がいいだろうと思ったのだ。




私が脱いだマントを持ちながら歩いていると、隣をあるいていたフィンクスさんがちらちらと私の方を見てきた。



『?。あの…フィンクスさん?なにか…。』





私がちらりとフィンクスさんの顔を覗き見ると少し頬を赤くしていた。



フィ「あー…そのだな…」



フィンクスさんが少しごもっていると後ろからフェイタンさんがぼそっと呟いた。



フェ「フィンクス、なにAのことみて興奮してるか。気持ち悪いよ。」



そう言い放ったフェイタンさんの顔はどこか楽しそうだ。



するとフィンクスさんがキレ気味に言い返した。




フィ「あ?興奮なんてするわけねえだろうが!!!」




フィンクスさんの顔はますます赤くなっていた。



フランクリンさんはやれやれと言ったように私の耳を塞いでいた。

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リンゴ - とっても面白いです!更新頑張って下さい!!! (2018年2月25日 18時) (レス) id: d0b5539735 (このIDを非表示/違反報告)
陽毬(プロフ) - すっごく面白いです!これからどう進んで行くのか楽しみです!更新頑張って下さい! (2018年1月10日 20時) (レス) id: 12567f067b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年1月8日 21時

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