第24話 ページ27
次の日はノブナガさんだった。
私の体は完全ではないがほぼほぼ回復し、オーラも元通りだった。
午前は武器の使い方を教えて貰いうことになった。
私はナイフを使えるようになった。
これはオーラが切れそうになったら時や、雑魚相手に使うそうだ。
できれば使いたくないがそんなこと言ってられないことは、自分でもよく分かっていた。
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ノ「お、12時だな。飯でも食いに行くか。よかったらお前さんも一緒にどうだ。」
『はい。喜んで。』
ノブナガさんが連れてきてくださったのは、ジャポン風の蕎麦屋だった。
私は蕎麦を食べたことがなかったので食べるのに苦戦したが、とても美味しかった。
それになんだかノブナガさんとの距離が縮まった気がして、少し嬉しかった。
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午後は明日に向けて休めとだけ言われた。
ノブナガさんにお礼を言ってから私は部屋に帰った。
戦闘用の服を脱ぎ、久しぶりにシスター服を着る。
前の物は使い物にならなくなっていたので新しい物だったが、少し心が休まったような気がした。
私はそのままドレッサーに腰掛けた。
結んでいた髪を下ろすと、さらりと私真っ白な髪が重力に抗うことなく下に落ちる。
私はドレッサーの引き出しをそっとあけ、懐かしさの残る十字架を手に取りなれた手つきで首に掛けた。
その十字架にはなんだか昔の温もりがまだ残っている気がして、私は少し泣きたくなった。
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リンゴ - とっても面白いです!更新頑張って下さい!!! (2018年2月25日 18時) (レス) id: d0b5539735 (このIDを非表示/違反報告)
陽毬(プロフ) - すっごく面白いです!これからどう進んで行くのか楽しみです!更新頑張って下さい! (2018年1月10日 20時) (レス) id: 12567f067b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:安 | 作成日時:2018年1月8日 21時