第8話 ページ11
クロロさんは知的で面白い人だ。
ここの本屋は珍しい古書が沢山売られているらしく、そのレアな本を私はエリックさんに買うことに決めた。
ク「その本、かなり面白いからAも1度は読んでみてよ。」
『本は普段あんまり読まないけど、読んでみますね。』
クロロさんと話すのはとても楽しい。
それにさっきも思ったけど、クロロさんはすっごいかっこいい。
見た目も申し分ないが、その紳士的な行動はまるで絵本の中の王子様のようでドキドキしてしまう。
けれど本も買い終わってしまったし、次は食材を買って帰らなければならない。
本当はもっとクロロさんと話をしたかったけど、しょいがないよね。
そう思っていると、
ク「A、この後用事とかある?」
『この後は食材を買って帰らないといけないの、ごめんなさい。』
本当はまだ話がしたいの。
『また会えるといいですね。』
そういって本屋を出ようとした。
ク「今俺用事ないからばよければついて行ってもいいかな?もう少し君と話がしたいんだ。」
この人は人の心を読める念でも持っているんだろうか。
私が欲しい言葉を的確にくれる。
『私も丁度同じことを思っていたんです。迷惑でなければ一緒に行きましょ。』
ユリアが危ない人に声を掛けちゃダメっていってたけど、クロロさんは危ない人じゃないしむしろとても優しい人だ。
だからちょっとぐらい帰りが遅くなっもいいよね。
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リンゴ - とっても面白いです!更新頑張って下さい!!! (2018年2月25日 18時) (レス) id: d0b5539735 (このIDを非表示/違反報告)
陽毬(プロフ) - すっごく面白いです!これからどう進んで行くのか楽しみです!更新頑張って下さい! (2018年1月10日 20時) (レス) id: 12567f067b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:安 | 作成日時:2018年1月8日 21時