オールフォーワン ページ32
唐揚げ騒動はさておき、帰りはエンデヴァーが車で家まで送ってくれた。
やっぱりエンデヴァーって優しいんだね。
私は助手席に座って、ボーッと窓の外を見ていた。
すると、エンデヴァーが話しかけてきた。
エンデ「・・・A、6年前のこと覚えてるのか？」
私はバッとエンデヴァーの方を向いた。
いきなり話かけられたってのもあったけど、話の内容がすごく気になることだった。
A「まぁまぁですかね」
記憶はたどたどしい。
あの後、あの敵はどうなったのかも知りたい。
もしかしたらもう逮捕されちゃったとか？
エンデ「ならば話そう。あの敵の正体とお前の両親が死んだ後の話を・・・」
エンデヴァーが真剣な表情で言う。
私は黙って聞いていた。
エンデ「・・・これは同僚から聞いた話だがな、お前の両親が死んだ後、直ぐにオールマイトが駆けつけたそうだ。で、オールマイトが敵を制圧したらしいが、逃亡したらしいのだ。結構重症だったらしいがな・・・・・・」
A「そう・・・なの？オールマイトでも・・・・・・勝てない敵だったの！？」
エンデ「あぁ。あの敵は6年前以降、姿を見せてはいない・・・」
私はゴクリと唾を飲んで言った。
A「・・・その・・・・・・・・・敵の名前って・・・・・・？」
エンデ「・・・よく覚えておけ。お前の両親を殺した敵だ。この敵の名は、世間にはあまり公表されていなくヒーロー上位ランクの者と警察の上の方しか知らん。
敵の名は
・
・
オールフォーワン」
A「オール・・・フォー・・・・・・ワン？」
確かに聞いたことない敵名。
そいつが・・・私の父さんと母さんを！！！
私は制服のスカートをギュッと握る。
絶対に許さない。
私がこの手で倒してやる！
エンデ「ついたぞ」
いつのまにか家の前だった。
A「ありがとうございます」
エンデ「構わん。・・・・・・・・・まだ、この家に1人で住んでいるのか？」
この家というのは、私が生まれた時から住んでいる家。
両親と住んでいた家だ。
A「はい。・・・たくさんの思い出があるので」
エンデ「・・・他の者に迷惑をかけるなよ」
A「はい」
そう会話が終わると、エンデヴァーは帰っていった。
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こはる(プロフ) - 07狐さん» うわwほんとですねw直します。ご指摘ありがとうございます！ (2019年2月26日 15時) (
レス) id: fdda178115 (このIDを非表示/違反報告)
07狐 - ページ39の『ショッピングモール』の後ろから3行目のところ、麗日が裏日になってますよ!、、、今さら過ぎますけどwww (2019年2月17日 3時) (レス) id: 7d01dbf670 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - ろくんろーるさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年8月6日 17時) (レス) id: c6152575f0 (このIDを非表示/違反報告)
ろくんろーる(プロフ) - 面白かったです。頑張ってください (2018年8月6日 15時) (レス) id: cd5461ce24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはる | 作成日時：2018年7月27日 16時
