母と緑谷さん ページ18
気づくと病院にいた。
私がベットからムクリと起き上がると、目の前のベットに緑谷さん。
緑谷「あ！筋金さん！目を覚ましたんだね！！」
見渡すと、緑谷さんのベットの隣には轟さん、私のベットの隣には飯田さんがいた。
轟「・・・覚えてるか？お前、気失って倒れたんだ」
轟さんに言われて、それと同時にヒーロー殺しの殺気を思い出す。
怖い。
A「・・・覚えてる。・・・けど・・・・・・何でみんな気づかなかったの？あんな殺気、初めてだった・・・」
私は少しでも怖さを誤魔化そうとシーツを強く握った。
でも、やっぱり怖い。
何故だろう。
すると、緑谷さんがベットから立ち上がって、私の方に来て手を握ってくれた。
緑谷「大丈夫だよ。ヒーロー殺しはちゃんと捕まったし、僕たちも無事。だから、大丈夫！」
そう言って、緑谷さんはニッコリ笑ってくれた。
握ってくれた手はすごく温かかった。
体育祭の時のように。
すごく安心した。
A「そっか・・・」
なんだか母を思い出す。
緑谷さんの手は母のように温かい。
何故だろう。
すごく甘えたくなる。
私は、頭をポスッと緑谷さんの胸元に置いた。
緑谷「す、筋金さん！？」
緑谷さんは赤くなって驚いていたけど、無理矢理引き剥がしたり、手を離すことはなかった。
A「私ね、小さな女の子を助けたの。だから、褒めて」
緑谷さんと母を重ねる。
ああ。小さい頃、よくやったっけ？
学校から帰って来たら、母に今日学校であったことを一生懸命話した。
父が帰って来たら、父にも話した。
話すときはいつも両親の腕の中だった。
懐かしい感じ。
緑谷「ほ、褒める！？ええっとー・・・が、頑張ったね！・・・とか？」
A「・・・・・・」
緑谷「ご、ごめん！違ったよね！？」
A「いや。嬉しい。あと、もうちょっとこのままがいい」
緑谷「え！？え！？」
轟「おい。イチャつくのは大概にしろよ。一応、俺と飯田もいるしな」
緑谷「そうだよ！筋金さん！」
A「やだ」
そんな会話をしている中、ドアがガラッと開いて、黒いスーツを着た大きな犬と保須事件でエンデヴァーと一緒にいた黄色いマントのお爺さん、それと、水色のコスチュームを着た人が入ってきた。
・・・誰だろう？
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こはる(プロフ) - 07狐さん» うわwほんとですねw直します。ご指摘ありがとうございます！ (2019年2月26日 15時) (
レス) id: fdda178115 (このIDを非表示/違反報告)
07狐 - ページ39の『ショッピングモール』の後ろから3行目のところ、麗日が裏日になってますよ!、、、今さら過ぎますけどwww (2019年2月17日 3時) (レス) id: 7d01dbf670 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - ろくんろーるさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年8月6日 17時) (レス) id: c6152575f0 (このIDを非表示/違反報告)
ろくんろーる(プロフ) - 面白かったです。頑張ってください (2018年8月6日 15時) (レス) id: cd5461ce24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはる | 作成日時：2018年7月27日 16時
