私のヒーロー名 ページ16
「あ！そうだ！アビリティとかどーお？」
女の子が、パッと色めきだった顔をして言った。
A「アビリティ？」
「うん！今ね、プリユアでいるの！ユアアビリティ！すっごく強いんだよ！！さっきのみたいに、敵をバーンってやっつけちゃうんだ！！」
さっきのって、脳無を吹き飛ばしたときのことかな？
アビリティか、いいかもしれない。
そんなことを思っていると、いつのまにか避難所に着いていた。
「ママ！！パパ！！」
子供が私が抱いていた腕から飛び出す。
両親と会えたみたいだ。
両親と子供、3人で抱き合っている。
私も・・・あんな時期があったのかな？
私は懐かしい父と母のことを思い出した。
すると、両親が子供をだいて、私の方へ来た。
「ありがとうございました！なんかこの子から話を聞く限り、危ないところを救っていただいたみたいで・・・」
「君、体育祭のときの・・・雄英の子だよね？３位に入賞してた・・・」
A「はい。娘さんが無事で何よりです」
相変わらず体育祭の影響、すごいなぁ。
そして、「君、名前は？」と、聞かれた。
私は筋金ですって答えようとしたけど、それは違っているような気がして、こう答えた。
A「アビリティです・・・！」
子供を避難所に連れて行き、私は再び路地裏へと向かう。
そして、近くまで来た時だった。
路地裏から緑谷さん、飯田さん、轟さんが出て来たのだ。
私は走りながら声をかける。
A「3人とも！」
緑谷「筋金さん！」
A「ごめん。遅くなって・・・って、コイツは・・・！」
緑谷さんたちに拘束されて気を失っていたのは、なんとヒーロー殺しだった。
A「倒したの？」
3人は黙ってうんと頷く。
しかしよく見ると、3人とも大怪我をしている。
A「そっか。それより、3人とも怪我してる。早く手当てしないと、傷が残っちゃう。それと、念のため、ここに来る前にプロヒーローを呼んでおいたんだけど、手が回ってないみたいだね」
緑谷さんたち以外にプロヒーローは1人しかいないようだった。
轟「悪りぃな。助かる」
A「ううん。私もごめん。来るの遅くて」
轟「いや。大丈夫だ」
緑谷「筋金さん！今、町はどうなってるの！？」
A「焼け野原。市民も混乱している。あと、この騒動は敵連合が起こしてる」
飯田「それは本当なのか！？」
A「うん。脳無もいたしね。でも、今は取り敢えずプロたちと合流しよう」
と、言った時、丁度プロたちが来た。
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こはる(プロフ) - 07狐さん» うわwほんとですねw直します。ご指摘ありがとうございます！ (2019年2月26日 15時) (
レス) id: fdda178115 (このIDを非表示/違反報告)
07狐 - ページ39の『ショッピングモール』の後ろから3行目のところ、麗日が裏日になってますよ!、、、今さら過ぎますけどwww (2019年2月17日 3時) (レス) id: 7d01dbf670 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - ろくんろーるさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年8月6日 17時) (レス) id: c6152575f0 (このIDを非表示/違反報告)
ろくんろーる(プロフ) - 面白かったです。頑張ってください (2018年8月6日 15時) (レス) id: cd5461ce24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはる | 作成日時：2018年7月27日 16時
