私がヒーローを目指す理由 ページ20
A「私の目の前で・・・・・・・・・死にました。
かつてNo2ヒーロー、ストレンジとNo34ヒーロー、インフレクトが私の父と母です」
心操「マッスルヒーロー、ストレンジとベストヒーロー、インフレクトか？」
A「はい。6年前のある敵との戦いで2人とも命を落としました。
その敵はまだ捕まっていません。だから・・・・」
私は手を握りしめて言う。
A「ソイツを倒す為に、強いヒーローになる」
ただ・・・ただそれだけ・・・。
父と母は優しかった。
父は熱血で何でも一生懸命にやっていた。
母はクールビューティーでサバサバしていた。
2人が結婚した理由は、父から母への熱血アタックらしい。
父は数えきれないほど母にフラれたらしいけど、それでも諦めなかった。
遠い記憶の中に残る、途切れ途切れの思い出。
その１つ１つが今にとっては何よりも大切だ。
思い出すたびに、ひょっとして今何処かで生きてるんじゃないか？とか、誰かの個性で時間を巻き戻し出来ないだろうか？と思ってしまう。
でも、それを思うたびに出てくる、父と母が敵に殺される記憶。
何も出来なくて、棒立ちの私。
母を庇う父の姿。
微笑む敵。
そこからはあまり思い出せない。
次に思い出せるのは、病院のベッドにいる私。
泣いているヒーローたち。
となりのベッドには父と母がいた。
ずっと目を覚ますのを待っていた。
でも、いくら待っても目を覚まさない。
私に意地悪してるんじゃないかって、母の顔をつねってみる。
思いっきりつねってみたけど、母は目を開けない。
父の上にダイブしてみたけど、父も目を開けない。
次の記憶は、私は黒いワンピースを着させられて、父と母の写真があったのを覚えている。
聞こえるのは何を言っているか分からないお経。
周りの人たちが泣いている光景。
綺麗な花束の中にいる父と母。
あと、思い出せるのは・・・父と母と遊んだ記憶くらい。
＊＊＊
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ここからは体育祭とは離れて、筋金Aの過去に入っていきます。
2話くらいで終わります！！！
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こはる(プロフ) - 黒いかりん糖さん» ええ！？ありがとうございます！？でもこの小説、結構泣かれる方いるんですよね。嬉しいです！インターン編でも泣く要素あるのでそちらも是非落涙してください！笑 (2019年1月5日 12時) (
レス) id: bae9d6fbe7 (このIDを非表示/違反報告)
黒いかりん糖 - 小説で初めて泣きました(泣) (2019年1月5日 2時) (レス) id: 7d01dbf670 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - HARUNAさん» ありがとうございます！嬉しいです！！更新頑張ります！！！！ (2018年7月10日 20時) (レス) id: c6152575f0 (このIDを非表示/違反報告)
HARUNA - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！！！！！！！ (2018年7月10日 18時) (レス) id: c6018d0b79 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - よしつねさん» ありがとうございます！面白いだなんて言って貰って嬉しいです！これからも面白い作品になるよう頑張ります！ (2018年7月9日 13時) (レス) id: c6152575f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはる | 作成日時：2018年7月8日 18時
