・・・冷たい ページ17
緑谷さんはまだ場外へ向かって歩き続けている。
な、何か洗脳を解く手段はないのかな・・・？
ここで緑谷さんが負けたら・・・私・・・。
あなたと戦えない。
あなたと1対1でやりあってみたい。
本気でやりたい。
こんなところで負けるあなたじゃないでしょ・・・？緑谷さん！！！
その時、場外寸前のところで強風がおこった。
あの個性は緑谷さんの！！！
マイク「緑谷とどまったぁー！！」
「「「ワァアアアア！！！」」」
思わぬ展開に会場にいる全員が興奮した。
すごい・・・。
そして、緑谷さんは心操さんを背負い投げ！！
ミッドナイト「心操くん場外！緑谷くん、2回戦進出！」
飯田「な、何が起きたんだ？」
麗日「爆風が起きたから、きっとデクくんの個性だよ！！」
A「うん。場外寸前のところで指で爆風を起こして足を止めてた」
麗日「そうなん！？デクくんすごい！！ていうかAちゃん、よく見えてたよね。うち、全然見えへん」
A「あれ？言ってなかったけ？私の個性は超体超力で・・・」
飯田「腕や足だけでなく他の体の部分も使えるということか！」
A「うん。体の内部までは出来ないけどね・・・」
麗日「すごい！！」
続いて2回戦が行われた。
マイク「優秀！優秀なのに拭いきれないその地味さはなんだぁ！？ヒーロー科、瀬呂範太！
バーサス！
予選2位1位と強すぎるよキミィ！推薦入学者の実力は伊達じゃないってかぁ！？同じくヒーロー科、轟焦凍！」
轟さんの試合だ！
私は目を凝らして見る。
戦う前に少しでも、弱点を見つけていかないと！
マイク「スターーーーーーーーート！！！」
試合開始の合図と共に瀬呂さんが襲いかかる。
轟さんは瀬呂さんのテープに巻かれ、場外まで引きづられる。
なのに、轟さんは反撃しようとしない。
なんで？
瀬呂さんのテープを氷で凍らせれば済む話じゃない？
私がそう思った瞬間だった。
目の前にいきなり氷が迫ってきた。
麗日「わぁ！」
上鳴「わああ！」
私は危険を感じ、迫りくる氷を右手で思い切り殴った。
バリン
氷に亀裂が走り、C組の座席辺りまで粉々になった。
A「大丈夫？」
みんなはガクガクと震えながらうなづく。
うっ・・・寒い・・・。
結果は轟さんの圧勝。
瀬呂さん、残念・・・。
そんなことを思いながら私は冷たい右手をさすった。
A「・・・冷たい」
霜焼けにならなかったらいいな。
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こはる(プロフ) - 黒いかりん糖さん» ええ！？ありがとうございます！？でもこの小説、結構泣かれる方いるんですよね。嬉しいです！インターン編でも泣く要素あるのでそちらも是非落涙してください！笑 (2019年1月5日 12時) (
レス) id: bae9d6fbe7 (このIDを非表示/違反報告)
黒いかりん糖 - 小説で初めて泣きました(泣) (2019年1月5日 2時) (レス) id: 7d01dbf670 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - HARUNAさん» ありがとうございます！嬉しいです！！更新頑張ります！！！！ (2018年7月10日 20時) (レス) id: c6152575f0 (このIDを非表示/違反報告)
HARUNA - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！！！！！！！ (2018年7月10日 18時) (レス) id: c6018d0b79 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - よしつねさん» ありがとうございます！面白いだなんて言って貰って嬉しいです！これからも面白い作品になるよう頑張ります！ (2018年7月9日 13時) (レス) id: c6152575f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはる | 作成日時：2018年7月8日 18時
