待ちに待った日〜緑谷side〜 ページ42
文化祭当日。
僕はロープの買い出しで戻る途中、敵と遭遇してしまった。
どうやらこの敵は雄英を襲撃しようとしているらしい。
そんなこと絶対させない。
これまで皆・・・今日の文化祭のために頑張ってきたんだ！
もう、やめてくれよ！
緑谷「雄英に手ェ出すな！」
ジェントル「察しの良い少年だ・・・」
敵はそう言って被っていた帽子とマントをバッと脱いで言った。
ジェントル「諸君！！目眩からず見届けよ！私は救世たる義賊の紳士。ジェントル・クリミナル！」
緑谷「・・・！」
やっぱりこの人、動画で観た人だ！
ウチには手を出させない！
僕は敵と戦いながら大切な人たちのことを思い浮かべる。
初めて笑顔を見せてくれたエリちゃん。
エリ『デクさん、ルミリオンさん、アビリティさん・・・。私、ワクワクさんだよ』
次にニコッとガッツポーズをした耳郎さん。
耳郎『無駄な趣味って言われると思ってたから・・・ちょっと張り切っちゃったりして』
次はバンドに熱心だったかっちゃん。
爆豪『常闇ィ！！もっと音粒立たせろっつったろトリ頭！！そんなクソヘニャリフで雄英の奴らの耳ぶっ壊せるんか！？アア！？』
かっちゃんに指摘されてボロボロになったノートを必死で見返す常闇くん。
そして最後に・・・。
筋金『私のワガママに過ぎないけど・・・最後まで頑張りたい！思い出のある文化祭にしたい・・・です！』
初めてありのままの気持ちをぶつけてくれた筋金さん。
みんなの想いが詰まった文化祭・・・中止にさせてたまるか！！
緑谷「んんっ！」
ジェントル「がはっ・・・！」
僕は敵の個性を逆手にとって攻撃した。
その攻撃が敵の腹部に直撃し、体制を崩したところを即座に女の子と一緒に押さえつけた。
緑谷「女の子も抵抗しないで！もう諦めてくれ！」
お願いだから・・・やめてくれ！
次襲撃されたら・・・雄英は・・・・・・完全に信頼がなくなるんだ！
僕の必死の想いだったがその想いは敵たちには届かなかったようだ。
ラブラバ「愛してるわ」
ジェントル「ありがとう。ラブラバ・・・」
敵たちが愛の言葉を交わした途端、ジェントル・クリミナルから眩い光が放たれ僕の下からパッと消えた。
ジェントル「悪いな少年。力ずくで解決するのは好みじゃないから・・・。こういうところはいつもカットしているんだ」
なんだ・・・急に力がパワーアップした！
女の子の方の個性か？
ラブラバ「ごめんね。緑谷出久くん。必ず最後に愛は勝つのよ」
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雨宿りフクロウ(プロフ) - お話読ませていただきましたけ。とっても面白かったです。これからも頑張ってください！ (2018年12月25日 13時) (
レス) id: ea93b4c79d (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - こはるさん» 最近涙腺が緩くなってきて・・・・感動もの見るとすぐ涙がエンデヴァ―のぱぱんぶり最高っす！ (2018年9月17日 14時) (レス) id: 5a526b3f59 (このIDを非表示/違反報告)
こはる - ベルさん» お涙ちょうだいしました！ありがとうございます！ (2018年9月17日 11時) (レス) id: 25b0c3db7d (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - こはるさん» 私も涙出てきました…… (2018年9月15日 0時) (レス) id: efb845659a (このIDを非表示/違反報告)
こはる - のるぽさん» お父さん感やばい・・・自分でも書いててェ、エンデヴァー！！てなりましたｗ読んでくださってありがとうございます！ (2018年9月14日 0時) (レス) id: 25b0c3db7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはる | 作成日時：2018年8月31日 1時
