怒り ページ4
左腕と腹部を大きな鋭利で刺されたナイトアイの姿があった。
オーバーホールは四つん這いになって私たちの方へ走ってくる。
ナイトアイ・・・ナイトアイが！
A「貴っ様ァァ！！！」
内側から怒りが込み上げてきた。
ナイトアイ・・・ナイトアイになんてことしてくれたんだ！！！
A「地中真下ァァァァ！！！」
私は右足で思いっきり地面を蹴った。
地面はドンドン崩れていき、数十メートルの穴が空いた。
オーバーホールはよろめき、穴の中へ落ちていった。
私はナイトアイを救出する。
A「ナイトアイ！ナイトアイ！」
サー「・・・す、じ・・・・・・がね」
A「ナイトアイ！よかった！
・・・よかったぁー。・・・・・・うっ・・・うっ・・・」
私は泣いてしまった。
あの時、ナイトアイと父さんたちを重ねてしまった。
また失うんじゃないかって。
怖かった。
だからさっき、怒りに任せて戦ってしまった。
A「ナイトアイ・・・今すぐ手当しますね」
私は涙を拭いてナイトアイを抱き上げた。
いつのまにか私が開けた穴は元どおりになっていた。
オーバーホールが個性で地面を元に戻したようだ。
今はオーバーホールとデクが戦っている。
今の隙に！
私はオーバーホールが出した先の鋭いモノの上を飛び越えながらナイトアイを運ぶ。
その途中だった。
上からリューキュウさんとウラビティ、フロッピーが降ってきた。
リューキュウ「ドンピシャ！！」
蛙吹「ケロ・・・」
なんで上から！？
いや！気にしてられない！今はナイトアイだ！
私は再びナイトアイを運ぶ。
治崎「させるかァ！！！」
するとオーバーホールの攻撃が私の方に向かってきた。
まずい！
これ以上、ナイトアイに重傷を負わせたら・・・！
バシュッ
私はナイトアイを庇って右足首をカスッた。
痛い・・・けど
今はナイトアイ！！
麗日「アビリティ！」
A「・・・！」
ウラビティとフロッピーが私の方にきた。
蛙吹「ケロ！アビリティちゃん、怪我してるわ」
麗日「担ぐの代わる！」
A「・・・！ごめん、ありがとう。結構深くいっちゃったかも・・・」
右足首を見るとパックリ割れてしまっていてダラダラと血が垂れてきていた。
蛙吹「歩けるかしら？」
A「うん。大丈夫」
私が足を引きづりながら走っている時だった。
私は衝撃なものを目にしてしまった。
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雨宿りフクロウ(プロフ) - お話読ませていただきましたけ。とっても面白かったです。これからも頑張ってください！ (2018年12月25日 13時) (
レス) id: ea93b4c79d (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - こはるさん» 最近涙腺が緩くなってきて・・・・感動もの見るとすぐ涙がエンデヴァ―のぱぱんぶり最高っす！ (2018年9月17日 14時) (レス) id: 5a526b3f59 (このIDを非表示/違反報告)
こはる - ベルさん» お涙ちょうだいしました！ありがとうございます！ (2018年9月17日 11時) (レス) id: 25b0c3db7d (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - こはるさん» 私も涙出てきました…… (2018年9月15日 0時) (レス) id: efb845659a (このIDを非表示/違反報告)
こはる - のるぽさん» お父さん感やばい・・・自分でも書いててェ、エンデヴァー！！てなりましたｗ読んでくださってありがとうございます！ (2018年9月14日 0時) (レス) id: 25b0c3db7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはる | 作成日時：2018年8月31日 1時
