うた☆プリ【美風藍】

〜２８〜 ページ29

ｺﾝｺﾝ。

ｶﾞﾁｬ。

春歌「あれ？美風先輩じゃないですか！？」

出てきてくれたのは、Aじゃなくて春歌だった。

藍「Aは？」

春歌「あ、それが…さっき翔君に呼ばれて、行ってしまったんですよ…」

藍「翔に？」

何で翔が…？

藍「どっちの方向に行ってた？」

春歌「すみません…分かんないんです…((ｼｭﾝ」

そっか…。

藍「もし戻って来たら、連絡してくれる？」

春歌「分かりました！」

A、何で翔について行ったの？
そう思いながら歩いていると、話し声が聞こえた。

A「…翔ちゃん、何かな？」

翔「実は…」

この声…。
翔とA！？
ボクは、声の聞こえる方に走った。

A「？」

翔「実は…俺…」

翔の声が聞こえる。
翔が何を言おうとしてるか、分かった…。

翔「俺…Aが好きだ…！」

やっぱり…。
ていうか、曲がり角曲がった瞬間に目の前にいるって…。

A「藍ちゃん！？」

翔「藍！？」

藍「翔…」

翔「今の…聞いてたのか？」

藍「ごめん…。Aを探してたんだ…。そしたら、話し声が聞こえて」

翔「悪ぃ…。A」

A「な、何！？((ﾋﾞｸｯ」

翔「告白の返事は、いらねーから！((ﾆｶｯ」

そして、翔はどこかに行ってしまった。

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