交際秘密にしてます (ページ30)

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mgr side

『ただいまー』

「おかえりー」

リビングに直行して、ソファーに倒れるA。

「結構飲んだ？水飲む？」

『いや、全然飲んでない。食べたは、食べたけど』

「おい」

水と胃薬を、サッとAに渡す。

『えー、大丈夫だよ』

「信用できない。一応だから」

『これ眠くなるんだよね』

結局、Aは水だけ飲んで薬は棚に閉まった。

「心配なんだけど」

『大丈夫ですー』

Aは一回食べないでいると、本当に全く食べないからお腹は絶対に壊してほしくない。

て言っても、Aのお母さんに聞いた話で、
俺も実際見たわけではないんだけど。

「無理すんなよ」

『しないし、してないよ』

ソファーに2人並んで座って、
何かするわけでもなく、ゆっくり話した。

「楽しかった？ライブ」

『めっちゃ、楽しかった』

「お姉さん、目の前の人にファンサしまくってたね」

『？あぁ、高校生くらいのカップルで、すごい可愛かったんだよね』

「…Aが可愛いって、みんな言ってた」

『やったー』

「本当に、Aめっちゃ可愛かった」

『、、、目黒さん？』

「桂さん、明日休みだよね？」

『え、まさかシようとしてる？』

「ベット行こ」

『待って、蓮、私疲れてる』

「大丈夫、大丈夫。明日休みなんでしょ？」

『私はね？蓮、仕事でしょ？』

「俺、疲れてないから」

『えー、マジか。嘘でしょ？マジかー』

「可愛い言葉使ってくださーい」と言いながら、
2人でベットに沈んだ。