とろけるようなキスを 「センラ」 ページ2
「ただいま」
愛しい彼の声が耳に届く。
すぐにでも彼のもとへ飛んでいきたいが、生憎、鎖で繋がれているため、行動範囲がひどく狭い。
その時、扉が開き、彼が入ってくる。
「お帰りなさい！センラさん！」
「ただいま、A。ごめんな、帰りおそくなってしもたわ。」
センラさんは、顔を綻ばせて、私を抱き締める。
私も抱き締め返しながら、少しうつむく。
「今日は疲れたわ〜。仕事直後に邪魔者駆除がはいってなぁ、」
「ふふ…お疲れですか、、、私のために頑張ってくれて嬉しいです。」
彼の服や、顔には、大量の血が付着している。
だが、もうこのようなことは日常茶飯事なので、特に不信には思わなかった。
「今日も汚ならしい奴に触ってしもたわ。。。A、消毒して…？、」
自慢の彼氏からの可愛いお願いに、迷うことなく頷く。
彼はそれを確認して、自身のネクタイをするするとほどく。
そして、私の目に押し当てて結ぶ。
その動作を終えると、すぐに彼の唇が私の唇を塞ぐ。
呼吸をしようと、口を開けた瞬間、舌もはいってきた。
「ふ…ぁぁ………んん……やぁっ」
彼の舌が躊躇なく私の口内を荒らす。
思わず口から漏れてしまう声に赤面する。
それに比べて、センラさんはまだまだ余裕そうに、
「A、可愛いですよ…？だから、声、もっとだして？」
なんて甘い言葉を投げかけたり、自身の唾液をおくりこんだりしてくる。
しばらくキスを続けて、息も続かなくなってきた頃、ようやく彼の唇が離れた。
でも、銀色の糸が私達を繋ぎ止める。
彼はその銀色の糸を舐めとり、妖気に微笑んで、
「また、しましょ…？A」
と、鼓膜がとろけ落ちそうな声で囁いた。
そう、これが彼の愛。
逃げることなんて、許さない。
永久に続く哀の形。
風空様、リクエストありがとうございました！
期待通りだったでしょうか…？(震え)
目隠し要素が…
痛々しいほどの愛を頂戴 「センラ」→←リクエスト、、、くださいぃ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 172人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はるか(プロフ) - さくさん» 更新サボっててすみませんんんんん！！なるべく更新できるように努力します…！コメントありがとうございました！ (2019年5月29日 21時) (
レス) id: 3cd5425b73 (このIDを非表示/違反報告)
さく - 更新止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！ (2019年5月29日 20時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - ことよろさん» 大丈夫です！リクエストありがとうございます！！！ (2019年1月24日 17時) (レス) id: 3cd5425b73 (このIDを非表示/違反報告)
ことよろ - リクエストいいですか？ 浦田さんで、生徒を閉じこめるする先生の話 できますか？ (2019年1月24日 15時) (レス) id: f7e0ad6637 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 時雨さん» 大好きだなんて…( 〃▽〃)ありがとうございます！リクエストも承知いたしました！ありがとうございます！ (2019年1月20日 23時) (レス) id: 3cd5425b73 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はるか | 作者ホームページ：
作成日時：2019年1月9日 19時
