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ソファーで寝たからか、体中が痛い…
寝室をそっとのぞくと、彼女がいなかった。
え！どこ行った？まさか、会社？
ん…まだ朝の5時か。
じゃあ、どこに？
ドタバタ走り回っていると
「あ…」
洗面所から出てきた、髪をタオルで巻いた彼女と鉢合わせした。
CY「あ… シャワーだったんだ」
ホッとして肩を落とすと、彼女がにこにこと笑った。
「おはよう、チャニョルくん」
CY 「おはよ…」
「どしたの？」
CY 「ヌナ、いないから、ビックリして探してた…」
「やだ、ごめんね…ありがとう」
俺、かっこわりぃ…
焦って探してたの、バレバレじゃん
赤くなってうつむいて、なんか俺、乙女みたいだし。
「薬もありがとう、夜中に飲んでラクになったよ。フルーツも食べたし…ありがとうね」
CY 「あ、うん…」
「チャニョルくんもよかったらシャワーどう？着替え、ハヤトの出しといたから」
また、ハヤト…
でも、そうだな、シャワー借りよう。
シャワーを浴びて、ハヤトの服着て、リビングに行くと、彼女はソファーに座ってた。
まだ本調子じゃないんだろう、なんかぐったりしている。
CY 「大丈夫…？」
「あ、ああ…うん…」
無理に笑顔を作って…
CY 「今日、仕事？」
「ううん、休み。だいたいいつもコンサート前はこうなるから…事前に休み、とっておいたの」
CY 「じゃあ、ゆっくりできる？」
「うん」
さっきの元気はどこへやら、ソファーに深く腰かけて目を閉じて…なんかつらそうだ。
髪が濡れたままだから、乾かしてやろう。
「…ビックリした！」
ドライヤーを持ってきて、うとうとしている彼女の髪を乾かし始めたら、彼女が飛び起きた。
CY 「髪乾かすから、じっとしてて」
「そんな、いいよ…自分でやるから」
CY 「いいから、ヌナはそのままじっとしてて」
「でも…」
CY 「ヘロヘロじゃん、このままだともっと体調ひどくなるから俺に任せて」
「ん…」
よほどつらいのか、彼女はそのままソファーにもたれて目を閉じた。
「らくちんだな〜…チャニョルくん、髪乾かすのじょうず…」
また…寝ちゃったみたいだ。
ここで寝ちゃ、体が休まらないから、俺は寝室のベッドのシーツを取り替え、彼女を抱き上げてそこに寝かせた。
スヤスヤと眠る彼女の寝顔は果てしなく可愛い。
彼女をベッドに寝かせて、俺もそこに腰かけた。
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作者名：rainy day | 作成日時：2019年7月16日 1時
