問題が多発 ページ31
(ーー特別？)
いやそんなアホな。
確かに銀さんには進行形でお世話になったけど。
感謝はあれど他意はない。
とっつきやすいとは思えど、他意はない。
「ーーーあっ！総悟の野郎逃げやがったな！」
「ばーか！！んな無能上司だからあの魔ガキに
いい様に転がされんだよ！！」
「テメェいつか殺すからな！」
ようやっと沖田さんの逃亡に気づいた副長さんは
すごい形相で銀さんを睨みつけた後、走り去った。
悶々と考えていた私に、銀さんは怪訝そうな顔で
「どーしたよ」と。
「沖田くんが魔獣でも召喚したか？」
「彼は魔術師か何かですか」
勘違いとも言い難いぶっ飛んだ勘違い。
いつも通りの銀さんに、何だか安心した。
「・・それにしてもすごいですね」
「はあ？」
「副長さんとバトってたじゃないですか」
真選組。今でこそ普通に話すことができるけど、
ぶっちゃけ最初に宅配サービスに依頼が入り
配達に行くときは、終始足がガクブルだった。
世間的に言わせれば、恐ろしい集団だもの。
野蛮で破壊行動が絶えないヤバイ集団だもの。
いやはや、人とは見た目によらない。
副長さんも怖いけど、意外と話してくれたりする。
「・・とはいえ、あの集団と喧嘩はとてもとても」
「何？お前びびってんの？あいつらなんざ、
市民の税金貪り食ってるただのゴミ集団だぞ」
「でも、銀さん税金納めてます？」
「国に納める金なんざねェ」
「ゴミ市民じゃないですか」
「んだと！！」
ーーーあ！！
(・・またやってしまった)
ゴミ市民？それ相当な悪口。
まさか私がそんな言葉を、裏で思えど
口に出すなんてそんな。
ちらりと銀さんを見上げたが、「何だよ」と。
鼻に指を突っ込み一蹴された。何、怒ってないの？
ゴミ市民って言われたのに？最下層だよ。
(・・言われ慣れてるってのは本当みたい)
実際、通りすがりの副長さんにも貶されたわけだし
「ったく、胸糞悪ィ奴らに出くわしちまった」
「・・アハハ」
本当、銀さんにだけは口が出る。
ーーー特別、なんて。そんな言葉で表してしまうと
色々問題が出そうだけど。
(・・気を許してるってのは、しっくりくる、かも)
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シュシュ☆☆(プロフ) - インクさん» 変換ミスです。申し訳ありません！ご指摘、本当にありがとうございます！ (2018年4月1日 1時) (
レス) id: ad40a3ccd1 (このIDを非表示/違反報告)
インク(プロフ) - スマートに の話の1部分「孫にも衣装」→「馬子にも衣装」です (2018年3月31日 23時) (レス) id: 2fb63eb0d6 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - ♪( ´θ｀)ノさん» ありがとうございます！ありがたきお言葉…！惚れ惚れしていただける作品…かけるよう頑張ります！よろしくお願いいたします！ (2018年2月18日 11時) (レス) id: a89349d530 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - ナナさん» ありがとうございます！お時間ありましたら、のぞいてやってください！いつも感謝です！ (2018年2月18日 11時) (レス) id: a89349d530 (このIDを非表示/違反報告)
♪( ´θ｀)ノ - いつも更新を心待ちにして居ります。シュシュ様の物語に惚れ惚れとして居ります！これからも執筆頑張って下さいね (2018年1月27日 17時) (レス) id: 1b93fa20e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュシュ☆☆
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年1月22日 23時
