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ベクに告白されたって事なのかな？
まだしっかりと状況が掴めてなくて混乱している。
気づいたら部屋の前に着いていた。
どんな風にここまで来たんだろう。
ベクに何も言わずに戻ってきてしまった。
ｶﾞﾁｬｯ
部屋のドアを開く。
JD「A！」
玄関を開けるとジョンデが玄関の前で待っていてくれていた。
「こんな所で待っててくれたの？ありがとね^^」
ジョンデに何て言おうか。
JD「何か、、あったの？」
不安そうな顔。
「な、なにもないよ！」
言えないよ。
JD「何もなくないでしょ？」
「……」
JD「おいで」
そう言って私を引き寄せて腕の中に収めた。
JD「もう、今日は疲れたでしょ？ゆっくり休んで」
ジョンデはそう言うと寝室に布団を敷いてくれた。
タオは既にグッスリ眠っている。
「ありがと。ジョンデ…ごめんね？」
JD「ふふ。なんで謝るの」
いつでも笑ってくれて、
私の気持ちを優先にしてくれる。
JD「一緒に寝てもいい？くっつきたい」
「…うん／／／」
今の私に拒む権利と余裕はないよ。
包み込むように優しく抱き締めてくれるジョンデ。
ジョンデの腕の中って、
私の涙腺の弱点だよ。。
このままジョンデに離してほしくない。
だけどまだ心にベクがいて。
沢山の矛盾と複雑な気持ちの中、
疲れきっていた私は
ジョンデの暖かさに安心して
深く瞼を閉じてしまった。
二人を好きになってしまったことの
罪悪感と切なさを隠すかのように。
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作者名：chidae | 作成日時：2014年6月28日 17時
