65* ページ15
突然のジョンデからのキス。
頭の中、真っ白になって
一瞬なにが起きたのか理解できなかった。
やっと理解できたところで
いきなり恥ずかしくなっきて、心臓がドキドキした。
なんでこんなにドキドキするんだろう。
ベクの時と似たようなドキドキ感だ。
私、ジョンデのこと、、
少し気になってるのかもしれない。
でもまだ、心にベクがいる。
やっぱりベクの事考えると胸が苦しいしドキドキする。
ダメだ。
こんなのダメだ。
「…ダメだよ…ダメだよジョンデ」
JD「？？…もしかしてキス、そんなに嫌だった？本当にごめん！」
違う。
正直焦ったけど全然嫌ではなかった。
「違う。嫌なんじゃなくて…」
JD「？？」
「私…。ベクの事まだ好き…」
JD「…分かってるよ。」
「だけどね、ジョンデにそんなことされると…ど、ドキドキする。」
まだ、この気持ちが何の気持ちなのかわからない。
JD「本当に？」
「私おかしいの！だから、あんまりそんなことしないで？」
JD「無理だよ。だって、僕にも少しチャンスがあるってことでしょ？……A、付き合お。僕、絶対ベッキョンのこと忘れさせる。」
そんな事したら、
私、ジョンデの事利用しちゃうことになる。
「私、まだベクの事好きだよ？ジョンデのこと利用しちゃうことになるかもよ？」
私がそんな風に言った時のジョンデの顔は、どこかとても悲しそうだった。
JD「…利用じゃないよ。ただ、僕がベッキョンからAを奪うだけ。」
ベクの事、本当に忘れられるかな？
「本当にいいの？」
JD「かまわない。」
ごめんね。ジョンデ。
そして、よろしくね。
「じゃ、じゃあ、よろしくお願いします。」
JD「…Aが、僕の彼女？」
「そ、そうなるんでしょ…？」
JD「…ヤバイ。まぢで嬉しい。抱きしめていい？彼氏だからいいよね。」
そう言って、ジョンデは私を腕の中におさめた。
「／／／」
JD「照れるな。／／／」
「ジョンデだって」
JD「うるさいよ」
本当にジョンデの腕の中は安心できる。
ベクを忘れて、ちゃんとジョンデの事好きになりたいよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：chidae | 作成日時：2014年6月28日 17時
