誰が許すか33 ページ33
お風呂に一人寂しく入って、今は飲み物買いに来てる。
と、思ったら自販機のところに飛雄ちゃん発見。
「飛雄。」
影山「A...？」
「うんー、そうだよ。なんか久しぶりに会った気分。」
私が苦笑すると、飛雄は自販の隣のベンチに座って私にも座るよう促した。
影山「...だって、今日は俺と全然話してない。」
「そっかそっか。」
飛雄の肩にポスンと頭を乗せると、大きい手が私の頭を撫でる。
「なぁに、寂しかったの？」
って言うと、頷いて照れたような顔をする飛雄。
2人だけだと素直だからなぁ...。
影山「マネ誘ったのも、Aと一緒にいる時間を長くしたかったからだし...。」
「うん。」
影山「でも他の人と仲良くなってて、俺...お前が離れてっちゃうんじゃないかって。」
他の人って、月島とか...？
「私は...私の好きなバレーを見たいだけだよ。」
影山「？」
「私の好きなバレーは、飛雄のバレーだけだよ。ずっと...昔からそう。」
影山「俺は、Aがずっと好きだ。」
「私も飛雄が好きだよ。幼馴染...違うか、もう親友みたいなもんでしょう？」
違ぇ...って飛雄が急に項垂れるから、肩に乗ってた頭が膝まで転がり落ちた。
しょうがないから、ベンチに足を乗っけて寝転ぶ状態になる。
ちょうど、バッチリ目が合った。
「少女漫画的展開だと、逆、じゃない？」
影山「...カンケーない。」
むすってしてる飛雄ちゃん可愛い。
影山「俺は、お前とトモダチのままでいたくない。」
「何で？他人がいいの？」
影山「そーじゃなくてｯ！」
月島「はーい、イチャイチャはそこまで。」
蛍、今飛雄の話遮っ...いや、気のせいか。
「イチャイチャじゃないし。」
この体勢のまま横向いて、飛雄のお腹らへんに頭をグリグリする。
そしたら、なんか眠くなってきて...。
「すぅ...すぅ.....。」
·
·
月島「寝たし...なんなの。」
影山「んで、イチャイチャ邪魔して何してぇんだよ。」
月島「.....僕も、Aが好きだから。自分だけのもの、とか勘違いしないで。」
影山「...してない。俺は、此奴と結婚だって考えてる、真剣なんだよ。半端な気持ちで邪魔してんだったら諦めろ。」
月島「...あっそ。僕だって同じだし。」
赤葦/孤爪「.....(修羅場だっ！！)」
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水無月のぞみ - 研磨や赤葦推しだからその２人のが読みたい！ (2月20日 14時) (
レス) id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
もちもちまる - 私はその姫宮のことを岩ちゃん風にクソ宮って言います(宮兄弟じゃないよ！！！？！？) (2022年4月25日 16時) (レス) @page12 id: 1c7bf85d9b (このIDを非表示/違反報告)
フェル！(プロフ) - もう本当に面白いです！最終話から見て何回も見直してます！ (2019年11月28日 18時) (レス) id: a359259d3c (このIDを非表示/違反報告)
みずたまみさき - すごい！最初の一話から面白くて引き込まれました！ (2019年1月8日 1時) (レス) id: 88a569b2f9 (このIDを非表示/違反報告)
雨水無月(プロフ) - アオさん» 了解です！直します！ (2018年3月20日 15時) (レス) id: 6950f1f86c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨水無月 | 作成日時：2017年12月17日 23時
