生きる術と此から ページ14
「…ちゃ…Aちゃん…お…て」
誰の声だ。
然しなんだ理由は知らんが今はとてつもなく瞼を開きたくない。
『…んぅ…後…五分…』
「…Aちゃーん!起きて起きて、しっごとっだよーっ!」
『…五月蠅い!!!耳元で叫…あら太宰殿』
周りを見渡すとふかふかとしたナニカに包まれている私。
嗚呼そうだ御老人が云っていた。布団だろうこれは。
またもや知らぬものに目を輝かす私が滑稽らしい、太宰殿はにんまりと笑っているが、此処は寝床に免じて許してあげよう。
『…して、仕事、とは?食べ物を奢っていただいたあげく寝床まで用意していただき大変有り難いのですが、私は探偵社に雇われた覚えは無いのです』
「その事でだ。社長がお呼びだよ。」
『…武装探偵社の、社長が?』
「ふふ、ついてきたまえ。案内してあげよう。」
私の数少ない記憶の中に、武装探偵社の社長という知人は居ないはず…太宰殿が紹介した?にしても私は昨日の事件において、目立った行動は特になにもしていないだろう…筈だ。
「此処だよ。」
ある大きな建物の中の階段を上った一室に案内される。
「社長、Aちゃんを連れてきました。じゃあ私はこれで。粗相のないようにね!」
『…失礼します…?』
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うみねこ(プロフ) - sakiさん» わざわざ受験の応援までありがとうございます😢これからも精進致します!!!ので!!!!どうか御愛読下さいッッ!!!! (2022年3月13日 22時) (レス) @page41 id: 162766b2fc (このIDを非表示/違反報告)
saki(プロフ) - わぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!これからも頑張ってくだい!!!!!! (2022年3月12日 21時) (レス) id: b490b17036 (このIDを非表示/違反報告)
saki - 入試頑張ってください!!!!!!!この小説特に好きです!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年2月15日 21時) (レス) @page41 id: 0fd44e5e71 (このIDを非表示/違反報告)
うみねこ(プロフ) - 完熟済みの桃さん» イヤァ゛!!!!!!!私からすれば貴方しか勝たんです!、!!!!!特大ありがとうございます!!!!!!!!!!!お待たせしまくってほんと、、、申し訳無い!!!!!! (2022年2月15日 17時) (レス) @page40 id: f55211ea64 (このIDを非表示/違反報告)
完熟済みの桃 - まじでこれしか勝たんと思いました。更新待ってます (2022年1月20日 21時) (レス) @page40 id: f290e00cd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うみねこ | 作成日時:2021年8月19日 0時