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存在価値を見いだせ ページ19

二階にある探偵社に案内されると、其処には敦くんがなにかに覆い被さっていた。



あれは、爆弾…?




『ッ!敦くんッッッッ!!!!!!!!!』



駄目だ。駄目だ駄目だ駄目だ!




敦くん、いったい何を考えている!




入社試験をしているンじゃなかったのか?!




「A、行くな。」



『離して下さい乱歩さん!敦くんが!!』



「さっき僕は云っただろう?探偵社員は全員入社試験を行うと。」
 



『入社試験の話じゃ無いですよ!敦くん離れて!死んでしまうッ!』








五、四、三、二、


『ッ!敦くんッッッッ!!!!!!!!!』




乱歩さんに羽交い締めにされながらも、敦くんの居る空虚に手を伸ばす。






もうこれ以上、人が死ぬ,処は見たくない…ッ!



















一寸待て、これ以上、って、なんだ?







そして二秒経っても、三秒経っても、爆発は起こらなかった。









「やれやれ、莫迦とは思っていたがこれほどとは。」




「ジサツ愛好家の才能があるね彼は!」




先程の深刻な面持ちが嘘のような雰囲気。


 

当の敦くんも困惑している。




『…爆発、してない…』



「うん、してないよ。云ったじゃないか、入社試験だって。」



『…ッ…よかったぁ…!』



安堵から、へなへなと崩れ落ちてしまう。




同時に、鼻の奥がツンとする。



 
嗚呼、泣いているのか私は。




「え、ちょっAちゃん?!?!…泣かないでェ…!!」



困惑したままの敦くんを更に困らせてしまった。




申し訳なさと安堵から涙が止まらない。




「ああーん!兄様ぁ!大丈夫でしたかあぁぁあ!!」



「痛だッ!?」




詰まるところ、女の子に突進された人が爆弾魔の演技をし、女の子は人質役だったのだろう。

真実→←餌付け、なるものではないか



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うみねこ(プロフ) - sakiさん» わざわざ受験の応援までありがとうございます😢これからも精進致します!!!ので!!!!どうか御愛読下さいッッ!!!! (2022年3月13日 22時) (レス) @page41 id: 162766b2fc (このIDを非表示/違反報告)
saki(プロフ) - わぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!これからも頑張ってくだい!!!!!! (2022年3月12日 21時) (レス) id: b490b17036 (このIDを非表示/違反報告)
saki - 入試頑張ってください!!!!!!!この小説特に好きです!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年2月15日 21時) (レス) @page41 id: 0fd44e5e71 (このIDを非表示/違反報告)
うみねこ(プロフ) - 完熟済みの桃さん» イヤァ゛!!!!!!!私からすれば貴方しか勝たんです!、!!!!!特大ありがとうございます!!!!!!!!!!!お待たせしまくってほんと、、、申し訳無い!!!!!! (2022年2月15日 17時) (レス) @page40 id: f55211ea64 (このIDを非表示/違反報告)
完熟済みの桃 - まじでこれしか勝たんと思いました。更新待ってます (2022年1月20日 21時) (レス) @page40 id: f290e00cd4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うみねこ | 作成日時:2021年8月19日 0時

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