玖 ページ10
あの後、酒呑童子に連れられて何故か俺が寝かされていた部屋に連れて行かれた。
そして、まだ敷きっぱなしの布団の上に光オロチと共に無造作に落とされる。
貴「ドサッ)うっ、何をする‼」
光「ドサッ)うげっ!ちょ、酒呑の旦那、俺一応鳩尾くらってる……。」←
酒「暫くお主ら2人でここに居れよ?Aは反省しろ。折角盛り上がっておった宴が台無しじゃ。」
それくらい、俺だって分かってるよ。
貴「俺は、悪くない(涙目&頬プクー」
酒「っ//し、しかしのぉ〜、取り敢えずお主らはここで和解して居れ。明日の朝迎えに来る。じゃーなぁー♪」←
俺は目に涙を溜めながら言うものの、酒呑童子は取り合ってくれなかった。
でも、俺は悪くない。勝手に連れてくる光オロチが悪い。
光「なっ!酒呑の旦那!?(グッ え、結界貼られてるし……。」
貴「俺は、悪くない、もん(涙目」
光「あ、えっと、俺も勝手に連れてきてごめんな?だからホラ!お前の光が小さくなってる!シャイニィィィイイングッ‼」
それから、必死に俺を慰めようとワタワタする光オロチ。何だか、子犬みたいで可愛くって思わず
貴「………ふっ。」
笑ってしまった。
光「!やっと、笑ってくれたな‼(ニカッ」
貴「フフッ、お前、面白い(スッ 先程は俺が悪かった。すまない。」
光「良いんだよ!これで仲直りだな!」
そう言って俺の手を握る光オロチ。そう言えば、光オロチは正義の妖怪と聞いた。
俺は、悪その者の妖怪だからな。何だが、心が締め付けられる。
貴「………そうだ、光オロチ。」
光「初めて名前で読んでもらえた!(パァア))なんだ!?」
何でこいつはこんなに嬉しそうなんだ?って、話がそれたな。
貴「俺の性別、どっちだと思う?」
光「?Aは男だろ?シャイニィィィイイングッ‼」←
貴「不正解だ、俺は女だ。」
光「そっかぁ、女…………女ァァァァァァァアアアアアアア!!??」←
貴「コクッ)まぁ、驚かれるのも無理はねぇよな。髪は短けぇし、喋り方は男だし、胸は晒しで潰してるし。……?光オロチ??」
そう言って覗き込むと一気に後退って、顔を真っ赤に染めて此方を見てる。
光「そ、その、えっと、何か、ごめん。」
貴「?よく分からんが、気にするな。それより、朝まで何をする?」
光「うぅ〜〜ん。Aに任せる‼」←
貴「なら、お前の事や、お前の慕っている者達について、教えてくれないか?」
光「ッッ///あ、あぁ、良いぞ‼」
12人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
オシュアエグゼ - グロ系はエグゼホラーゲームのおかげで抵抗がなくなった。たまにはこういうエグゼ系も悪くないな。 (2017年5月23日 2時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
黒蓮(プロフ) - オシュアエグゼさん» なるほどですφ(゚Д゚ )フムフム… (2017年5月21日 18時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
オシュアエグゼ - まとめると、腐食のオシュアエグゼはゾンビ系救世主(救いのゾンビ)だ、ってこと。 (2017年5月17日 4時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
黒蓮(プロフ) - エンプレスオシュアさん» あ、なるほどやっと分かりました!何か、すみません!! (2017年5月9日 16時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
エンプレスオシュア - つまり、腐食の私はオシュアエグゼなんです! (2017年5月9日 6時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ