エンマのお兄様！？【妖怪ウォッチ】

兄が41人※ネタバレになるものが入 ページ44

ｶｲﾗ「おい！何をするんだよ!!」

貴「？何がだ？」←

ｶｲﾗ「学校を抜け出してきていいと思ってるのか!?俺が怒られるのだぞ!?」

貴「その時は俺の名を使え。俺に連れ出された。嘘だと思うなら聞いてみろってな？」

何もコイツが悪いのでは無い、俺が勝手にした事だ。

コイツが、カイラが責められる必要は何一つない。

ｶｲﾗ「だが！それだと、その、貴様が怒られるのでは、無いのか？」

チラリと俺を上目遣いで見てくるカイラ。コイツ、弟基質か？可愛いヤツ←

貴「ﾎﾟﾝｯ､ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ)この俺を怒る奴は、相当肝が座ってるな。」

それだけ言ってまたカイラの手を引いた歩く。だが

暫く2人で無言で歩いていると、さすがに疲れたのか

ｶｲﾗ「は、ﾊｧｯ､A、さ、もぉ、無理ィ、ﾊｧﾊｧ､ﾊｧｯ」

貴「……仕方ないな。カイラ……(ﾋｮｲｯ」

ｶｲﾗ「うわぁ!?な、何をする!!離せ!!///」

膝に手をついて肩で息をするカイラ。仕方なく俺はカイラを横抱きにした。

貴「これから瞬間移動をする。落ちるな、捕まってろ。」

ｶｲﾗ「俺の意見を少しは((ｼｭﾝｯ」

カイラの話を聞き流して瞬間移動した。移動した先は、俺の邸である

ｶｲﾗ「ここ、は？」

貴「ここは隠されし幻影の宮、凰燐邸(おうりんてい)。俺の家、と言うところか。」

ｶｲﾗ「？でも、Aさんの家は、エンマ邸じゃ？」

貴「確かにそうだが、どちらかと言えば俺の家はここだ。」

そう言ってカイラを地面に下ろす。興味深そうにキョロキョロと辺りを見るカイラ。

なんだコイツ、可愛いヤツだな←おーい、それ2度目。てかキャラ崩壊!?by黒狐

ｶｲﾗ「とても綺麗な所だな！気に入ったぞ!!(ﾆｺｯ」

貴「そうか。おいで、庭園を見せてやる。それと、ある者達の悲しみと苦しみを。」

ｶｲﾗ「？悲しみ、苦しみ??(ｷｮﾄﾝ」

俺が庭への柵を開け、中に入ると

妖怪1「A様!!」

妖怪2「A様、A様だぁ!!」

妖怪3「A、様、お久し、ぶり、です。」

そう言いながら次々と俺に群がる数多の妖怪達。

ｶｲﾗ「コイツらは？」

全-貴/ｶｲﾗ『!?(ﾀﾞｯ』

ｶｲﾗ「!?ど、どうしたのだ？」

貴「……コイツらはみんな、同じ妖怪に傷付けられたり、裏切られたり

はたまた、人間に酷い事をされた者達だ。中には、人間達に伝説と呼ばれてる動物

例えば、ペガサスやユニコーン等といった幻獣達も、ここに居る。」

ｶｲﾗ「!!そ、なのか。」

兄が42人※ネタバレになるものが入ってます。→←兄が40人※ネタバレになるものが入ってます。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す