今後についての段 ページ48
日向先生たちの話を聞くと、喜三太のような子が戦が激しいころ城兵に捕らわれた、らしい。
「それ、マズいんじゃ。」
私だけじゃなくて、他のみんなもアワアワと焦り始める。
そんな中、励まそうとしたのか三郎がフォローを入れる。
鉢「そう心配するな!滝夜叉丸と左門がオーマガドキ城に張り付いてるから。」
不「三郎、みんな余計に心配してるぞ。」
「あの二人は独特だからね、仕方ない。」
立「山田先生!」
庄「立花先輩。」
立「あれ、利吉さんがいる。」
利「実は!かくかくしかじか!」
立「そうでしたか。」
思った通り前に倒れる利吉さん。
「利吉さん…。」
山田先生の前まで移動する仙蔵。
立「学園長先生からの使いです。」
山「何か?」
立「園田村の手潟さんが学園に訪れていた所を監視していた人間がいました。」
タソガレドキ忍軍の1人が忍術学園に向かった、なんて話も聞いた。もしかしたらそれかも。
立「それで、今後のことについて、学園長先生から。」
そう言って山田先生の耳元でゴニョゴニョ話す仙蔵。
ちょっと内容気になる。
立「…それから、A。」
「ん、何?」
立「これ、Aの制服。山本シナ先生が持ってくようにとおっしゃっていてな。」
「ほんとに助かった。この服窮屈だったんだよね。」
立「ならなぜ持っていかなかった…。
後、学園長先生が学園に戻ってくるようにとな。」
「学園長先生、私のことなんでもお見通しだね。
それじゃ私行ってきます。」
制服さ後ででいいや。そう思ってその場を後にし忍術学園へと向かった。
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作者名:ぽぽぽ | 作成日時:2023年7月17日 20時