検索窓
今日:45 hit、昨日:8 hit、合計:14,261 hit

ページ46

朝だったのに時間もすぎ、今はお昼すぎとなった。

「私遠くから来ててあまり詳しくないんですけど、戦中ですよね。なんでこんなにのんびりしてるんですか?」

位の高そうな人に尋ねてみる。

「そりゃオーマガドキ領主とグルだからね。
戦中とは言え戦うことは無いからさ。」

「まあ、尋ねたとはいえそんなこと言っていいんですか?」

「はっ、お嬢ちゃんだから言ってるんだよ。
こんなべっぴんなお嬢ちゃん、見た事ないからね。」

「口が達者ですね。
ちなみに、タソガレドキ軍ってどのぐらい強いんですか?」

「忍軍もそうだが鉄砲隊、長柄そして砲兵隊なんかが強いって話だ。」

本当はこれ秘密だが、と耳に口を寄せられる。

「今言った部隊で園田村を攻めるつもりだ。」

「…ひとつの村相手にそこまでの部隊を?」

「城主の命令だからなぁ。詳しくはわかんねぇが…。」

「なるほど。ならこれから忙しくなるのですか。」

「まあそうだな。」

「それじゃ、私は兵の皆さんに団子配りに行ってきますね。体づくりです。」

行ってらっしゃい、と見送られる。

まずいな、そんなに部隊を連れられちゃ村一つだけでじゃ対抗できない。
村を攻める編成じゃない…。

本当は城主に色仕掛けするつもりだったけどそれどころじゃない。それにもう知りたい情報は知れたし。

早いところ学園長先生に知らせなきゃ。


虎「うわぁ!!!」

慌てて走っていると曲がり角で子供とぶつかってしまった。

「ごめんね、大丈夫…って虎若?!」

虎「あれ、A先輩…。」

「どうしたの?なんでここに?」

虎「実はタソガレドキ領の印を取ってるところでして。」
話によるとオーマガドキ領とタソガレドキ領の両方の印を取ってるらしい。

虎「A先輩は何故ここに?」

「あー…私も似たようなもんでさ。」

虎「…だったら!一緒に山田先生のところ行きませんか?」

キラキラと期待の眼差しを向けられる。

「んー…ちなみに場所は?」

学園への帰り道にあるなら寄るのもありかもしれない、と場所を聞く。


説明を受ける。話を聞く感じ通り道にあるらしい。

虎「それじゃ行きましょう!」

・→←時間外労働の段



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
85人がお気に入り
設定タグ:忍たま乱太郎 , RKRN , 愛され
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぽぽぽ | 作成日時:2023年7月17日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。