1人だけの段 ページ41
これ時系列ミスっちゃってますね私。
浜守一郎先に出しちゃいました。
ここからの話、番外編というか都合よく解釈して読んで欲しいです。
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明後日は始業式。
長くて短いこの夏休みが終わる日。
「ごめんね、ほんとに。私が委員長なんてしたばっかりに。」
というのも委員会の委員長である私は一日早く行かないといけない。
き「いいっすよそんなこと。
それに乱太郎達と待ち合わせしてるんで。」
「そっか、それならまぁ大丈夫か。
いやきり丸、道わかる?大丈夫?」
き「分かってますってA先輩。
それ何回目ですか!」
絶対10回は超えてますよ…と手で数えてみせるきり丸。
今なら私を送り出したお母さんたちの気持ちが分かる。
「おっけい分かった。大丈夫よね。うんうん。」
き「もうそれ、俺じゃなくてA先輩に言い聞かせてますよね。」
「よし、大丈夫よ。きり丸。それじゃ寝よっか。」
おやすみ、と枕元の灯りを消す。
「それじゃ、お母さん行ってきます。」
母「行ってらっしゃい。また手紙送るわね。」
「はい。
あー…それじゃきり丸。行ってくるね。」
き「俺も1日遅れて行くんで待っててくださいね。」
「うん、待ってる。」
今朝はあんな会話をしたのに。なんなら昨夜もちゃんと話をしたのに心配になってきた。
私の家に来る時もきり丸疲れちゃってたしなぁ。
大丈夫だろうか。
道を歩いていくとどんどん懐かしく感じてくる。
「数ヶ月ぶり…。」
妙に緊張をして門をくぐると小松田さんがこちらに向かってくる。
小「あ、Aちゃん!!久しぶり!」
「小松田さんもう来てるんですね、学校。」
そりゃあね〜と入門書を出してくるからサインをすると、
小「よし、それじゃ頑張ってね仕事。」
「はい!」
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作者名:ぽぽぽ | 作成日時:2023年7月17日 20時