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そういうことならの段 ページ33

「やっと長期休みだ。」

ようやく長い長い学期も終わり、1つの節目を迎えた。
何しよっかなーとか思いつつ歩いてると前方にきり丸が。
何やら困ってる様子で。

「どうしたの?」
駆け寄って聞いてみる。

き「あ、A先輩。」

実は、とポツリと話し始める。

き「土井先生が急に夏休み中に遠方に仕事をしに行くらしくて。」
それで夏休み中どうしようかと。と話してくれる。

「あちゃーそんなことが。
ならうち来たら?一緒に家に行こっか。」

良いんですか!?と目をキラキラと光らせる。可愛い。

き「迷惑じゃないすか?」
嬉しそうに、でも少しだけ遠慮がちに聞いてくる。

「全然。きり丸が大丈夫なら。」

き「ありがとうございます!」

「あ、そうだ。
私の家にいる間に家の事手伝ってくれたらちゃんとお給料払いますよ。」
おまかせでアルバイト付き。

き「そんな良くして貰っちゃうなんて…。」

「きり丸ぐらいの歳の子、もう家にはいないから可愛がられて手伝わせて貰えないかもだけどね。」

近所に住んでたかな、きり丸ぐらいの歳の子。

「それじゃ、式が終わったら門のところで待ち合わせね。」

はーい、ということを聞いて走って向かう。
というのも式はまだで委員会の仕事があるから1人早く向かう。

学「遅い!A!」

「すみせーん…!」
あはは、と苦笑いしながら言うと許してくれる。
優しい。

仙「今までどこいってたんだA。」

「ちょっとね。
てか仙蔵なんだ。てっきり伊作とかかと思ってた。」
式の仕事、もう1人も6年生と聞いてた。

仙「……伊作がこの仕事を担当したらどうなると思う?」

「……なんでもないです。」

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作者名:ぽぽぽ | 作成日時:2023年7月17日 20時

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