7人目の6年生!! ２ (ページ4)

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き｢すみませーん！｣

乱｢ねぇ二人とも…人が倒れてる！！｣

し｢大変だぁ～!!｣

｢｢｢あ、A先輩と久々知兵助先輩!!｣｣｣

どうやら曲者はこの3人だったらしく身構えていたからだの力が抜ける。
そういえば1年生が実技テストしてると言っていたな。

｢とりあえず…曲者じゃなくて良かった。｣

3つの手裏剣のうち1つが元結が切り、残りの2つは兵助に傷をつかないよう絶妙なカーブで気絶させたらしい。
一体どうやったんだ…

乱｢わぁ！というかA先輩服着ないんですか？｣

｢肩衣が濡れてるから着れないの。でもちょっと寒いかもね。｣

き｢なんだぁ違うんだ。久々知先輩とのスキャンダルかと思って学園中に売りさばこうと思ったんですけど…｣

一体何を思ってたんだきり丸は…

乱｢こら！きりちゃん！！｣

｢あ、戻らなくて大丈夫なの？テスト中なんでしょ？｣
疑問に思い聞いてみると3人同時に｢あ！｣といって手裏剣を拾い始めた。

乱｢それじゃ私たちはこの辺で～…｣

し｢また今度美味しいご飯食べに行きましょうね！｣

き｢俺も奢ってくださーい！｣

きり丸のは聞こえなかったということにしておく。

ここできちんと元結を交換し、兵助が目覚めないか見つめる。
数分後目を覚ましたようで目が合う。

久｢あれ…なんで俺…｣

｢実は…かくかくじかじかで…｣

久｢あぁ土井先生言ってましたね｣
俺としたことが…と落ち込む兵助。