検索窓
今日:6 hit、昨日:8 hit、合計:14,222 hit

疑われるの段 ページ23

「あー予算会議まだかな。」
お菓子…お菓子…と呟く。

鉢「先輩、うるさいですよ。」

「お菓子がないのは一大事よ。もっと予算増やさないと。」

彦「でもこの委員会って茶とお菓子だけですよね。」

「文次郎がもっと増やしてくれないから…。」

庄「予算案的に受け入れられなさそうですけどね。」

尾「この前もギリギリだったじゃないですか。」

「あれはみんなに先越されて最後だったから仕方ない。」



「暇だな〜。なにか起こらないかな〜。」

何も起こらない。ただただ平凡すぎる。
なんかこう、非日常的なスリル満載のこと起こらないかな。と期待する。

ガラガラ
土「A!」

「わ、土井先生ですか…。」

土井先生が来るということは何か嫌なことが起きると予感。

彦「…これは口に出したA先輩の自業自得ですね。」

鉢「また火薬ですか。」

尾「この前補習授業受けてたのに。」

5年生達が呆れた表情でこっちを見てくる。
やめて。そんな表情で見てこないで。

「いや先生。この前のテスト見ました?私的に6年間のうち1番の出来ですよ。」

あの点数は補習を受ける程の点数ではない!

土「まだ何も言ってないだろ。
でもまあそうなんだが…。Aどうしたんだ?」

神妙な顔で私に聞いてくる。

土「あんな点数取るなんて!体調でも悪いのか?
カンニング…?いやそんなことする性格じゃないし…。」

どこか悪いのか?と体を揺らしてくる土井先生。

いや体調気遣ってるなら体揺らしちゃダメでしょ。

「普通に勉強しただけですけど…。」

本当にテストに向けて勉強しただけなのに。
何故こうも疑われるのか。心外。

土「今までのテストも勉強してたんだろ?
なんで急にこんな伸びるんだ…。」

いや勉強したから伸びたんでしょ!
ここまでくるともう開き直ってきた。

庄「土井先生、A先輩の勉強が功を奏したんじゃ…。」

土「いや今回のテストはタイミングが悪くてな。
6年生は合戦場に行ったり、城に忍び込んだり…。」

だから今までのテストより勉強する時間なんてないんだ。と言い張る土井先生。

「確かに…。なんでこんなに高いんだ?」

尾「A先輩まで疑っちゃダメでしょ。」

・→←手のひらで踊らされるの段



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
85人がお気に入り
設定タグ:忍たま乱太郎 , RKRN , 愛され
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぽぽぽ | 作成日時:2023年7月17日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。