今日:13 hit、昨日:8 hit、合計:14,229 hit
小｜中｜大
・ ページ20
滝｢おーい！喜八郎ー！｣
綾｢滝夜叉丸…。｣
｢私用事思い出したから帰るね。｣
これは仲直りできるのではと思い適当に口実を作ってその場を去る。
｢え、ちょ待ってください！｣という声が聞こえたけど。まあ頑張れ。
滝｢あの時は＿＿＿｣
後日喜八郎が部屋を訪れてきた。
綾｢あの後仲直り出来ました。｣
仲直りの報告と感謝の言葉を伝えに来てくれたみたい。
｢良かった良かった。仲直り出来たみたいで私は満足だよ〜！｣
そう言って頭を撫で回すと｢髪型変になるのでやめてください。｣と言われた。冷たい。
綾｢あとこれ元結です。｣
｢え、いいの？｣
綾｢あの時のことはきっとA先輩の本心でしょうけど、もしそうじゃなくてもビビッ！ときたものがあるので。｣
色仕掛けじゃなかったとしても惚れちゃったんでこれあげます。と元結をくれた。
｢え〜ありがとう。｣
｢あ、これ交換用の元結。私が着けてあげようか？｣
綾｢上手く結んでくださいね。｣
受け入れるなんて意外だった。
｢嫌がると思ったのに。｣
綾｢たまにはこういうのもいいんですよ。｣
｢あれ…これどうやるの。｣
綾｢先輩集中してますか？｣
｢この髪の毛何??さっきまとめたよね。｣
綾｢聞こえてないみたいですね。｣
綾｢実はA先輩の色仕掛け色んな種類受けてみたいな〜ってことであの提案したんですよね。｣
｢なんか言った？｣
綾｢ほんとにA先輩は集中したら周りに気配れないですよね。｣
｢そのいじり気に入ってるでしょ。｣
綾｢あ、今集中してないんですね。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 85人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽぽぽ | 作成日時：2023年7月17日 20時
