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食「そもそもお前の裸に俺が動じるわけないだろ!」
照れ隠しなのだろうけどその発言で少し私にダメージが入った。
「もーそんな言い方されちゃ自分に自信なくなるって…」
実際ここまでダメージきてないけど少し大きく反応してみる。
食「す、すまん。そんな傷つくとは__」
「ほんとに私魅力ない?」
留三郎を壁に追いやり体を密着させ上目遣いで留三郎を見上げる。
シナ先生に教えられた『男を落とす方法』の中で上位に食い込むことを重ねてしたんだから間違いないだろう。
食「A、離れろまずい…」
「ねぇどうなの?魅力あるの?ないの?」
留三郎は私からの攻撃に対策をするかのように目を閉じる。これでは私の上目遣いが意味無いでは無いか。
そう思って、両手で留三郎の顔を挟むとも留三郎は驚いたのか目を見開き、私と目が合う。
「留三郎!どっちなの!」
食「A…おれ…」
と何か言いかけたところで天井の板が留三郎の頭に落ちてきた。
「え、え?大丈夫…?」
想定外のことが起き困惑する。当たりどころが悪かったのか留三郎はのびていた。
これは元結交換していいのか?という考えがよぎったが今しかタイミングはないと思い良心を押し潰して元結をいただく。
「やっぱり元結は持ち歩いてなんぼだね。」
そう呟き、私が脱いだ制服なり私がいたという証拠になるものを全て持ち、天井から脱衣所を抜け出す。バスタオル姿だから誰かに見られては終わりということで神経を張り巡らせて自室まで進んで行った。途中誰かいた気がしたが気の所為ということで無視しておいた。
自室に辿りつき、予備の制服に着替え近くにいた小平太に留三郎のことを頼んでおいた。
小平太ならなんで知ってるか?なんて聞いてこないだろうというわけで選んだが果たしてほんとに大丈夫なのだろうか。
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思ったより長くなっちゃって頭こんがらがっちゃいました。変になってたらすみません〜!
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作者名:ぽぽぽ | 作成日時:2023年7月17日 20時