【auサンズ】宝石姫3 (ページ8)

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103話ページ8

『…何が？』

DS!ﾅｲﾄﾒｱ「モカに毒盛ったらしいな！？ふざけんなよ！」

『………』

今度は毒？その前が階段から突き飛ばされて

前の前が花瓶の破片で切られたんだっけ？

濡れ衣もいいところだ

DS!ﾅｲﾄﾒｱ「モカは身体が弱いのを自分の妹ならわかってるだろ？！人殺しが！」

『………』

DS!ﾅｲﾄﾒｱ「本当のことすぎて言い返しも出来ないか！？」

『………はぁ…ちょっと自由にさせすぎたわね』

ため息をついたAがそういえばDS!ナイトメアの

体に宝石で出来た棘の蔦が絡まりDS!ナイトメアは

身動き取れなくなってしまった

DS!ﾅｲﾄﾒｱ「ｯ！？なにすんねん！？！いｯ」

『調子に乗りすぎよDS!ナイトメア………瀕死のあなたを見殺しにせずに世話したのは誰？』

DS!ﾅｲﾄﾒｱ「ｯ………そ…れは」

『美味しいご飯が食べれて自由に動けるのは当たり前のこと？随分と贅沢なのね』

DS!ﾅｲﾄﾒｱ「ぐｯ………いだｯ！？」

『あなたの番の主は誰？………この私…A・ヴァイスよ？』

DS!ﾅｲﾄﾒｱ「ｯ………お…まえなんて………」

DS!ﾅｲﾄﾒｱ「ｯお前なんかと番なんて結ばなければよかった！！」

DS!ナイトメアのその一言はAの

堪忍袋の緒を切った

ﾏｰﾀﾞｰ「！お前それは言い過ぎだ…訂正しろ」

DS!ﾅｲﾄﾒｱ「言い過ぎじゃない！お前らもこんなやつと一緒にいるなんて頭が可笑しい！！洗脳でもされてるんじゃないか？！」

バタバタと暴れるDS!ナイトメアに対抗して

体に巻き付く宝石で出来た棘の蔦は

どんどんときつく縛り上げてくる

『………ふふ…あはは……そう………そうね…DS!ナイトメアは私と番………嫌なのね』

DS!ﾅｲﾄﾒｱ「ｯ！？………な…なんだよ…」

その場の全体の雰囲気を変えてしまうAの

圧にDS!ナイトメアは飲み込まれ怯んだ

『………じゃあ番…解除しましょう』

ﾏｰﾀﾞｰ「…はっ？！おいA！お前なにしてんだよ！？」

自ら自分の手の甲に刻まれた紫色のバケネコの

紋章をペンで突き刺したAに

隣にいたマーダーが目を見開く

Aはお構い無しにボタボタと

垂れる血液を口に含みDS!ナイトメアに近づいた