【auサンズ】宝石姫3 (ページ3)

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98話ページ3

ﾓｶ「クロスさん！」

ｸﾛｽ「はい？どうかしました？」

ﾓｶ「きいてください！DS!ナイトメアくんが可愛くて！！」

DS!ﾅｲﾄﾒｱ「な！？俺は可愛いんじゃなくてかっこいいがいい！」

ｲﾝｸ「DS!ナイトメア君にかっこいいは無理だよー！」

庭で小説のワンシーンのような

一見平和な光景を繰り広げている彼らを

Aとナイトメアは遠目から見ていた

『……………』

ﾅｲﾄﾒｱ「……………やめさせるか？」

『そうですね……とても……胸糞悪い光景です』

ﾅｲﾄﾒｱ「hehe，よしやめさせるか」

『でも大丈夫です』

クロスがあんな優しい笑みをモカに向けるとか

前と同じ状況すぎて吐気がする

インクさんに関してはDS!ナイトメアに

あんなこと言うなんて有り得なかった

やっぱり魔術で無理やり好意を集めてるから

言葉がねじ曲がってしまうのかしら？

『………少しの辛抱です』

ﾅｲﾄﾒｱ「そうは言っても…苦しそうだ」

ｷﾗｰ「A！」

『キラーお兄様………いつからそこに？』

ｷﾗｰ「今さっきだけど？……てか大丈夫？具合悪い？」

口元を抑えていればキラーが

Aの顔をのぞきこんだ

いい笑顔を浮かべていたがAの顔色が

悪いことに気づくとすぐに心配し始める

『大丈夫です…あそこにモカがいますよ？行ってさしあげては？』

ｷﾗｰ「いやそんなことよりAが1番大事！どうする？部屋戻る？」

『…………？』

モカには目もくれずAを

心配するキラーに不信感を覚える

ﾅｲﾄﾒｱ「………おい…まさかだが…キラー…Aには言ってないのか？」

ｷﾗｰ「え？あれ？言っても良かったんだ？」

『どういうことですか』

聞けばキラーはモカの魔術に

かかっていないとの事だった

だがモカに見破られてはまた別の行動を

とるかもしれないので魔術に

かかった振りをしていた……と

ｷﾗｰ「因みにエラーもかかってない…まぁエラーは最初からモカのことを結構警戒してたからねぇー」

『……………』

ﾅｲﾄﾒｱ「はぁ…お前そういうことは先に言っとけ」

ｷﾗｰ「えー？だってナイトメア言ってなかったじゃーん……それに敵を騙すなら味方から的な？ね？」

『……………』

キラー「あれ？A？」