96話 ページ1
DS!ｸﾛｽ「A？………俺っ！ごめんｯ………あんなこと言ってごめんｯ………ﾋｸﾞｯ」
『辛かったね…けどもう大丈夫だよ…DS!クロス…』
DS!ｸﾛｽ「つらかｯ………あんなのｯ…思ってないのに………口が勝手にﾋｸｯ………」
『わかってる………大丈夫よ』
自分の口が自分の意思で動くことに
気づいたDS!クロスはボロボロと号泣
Aに抱きつきながら本音をぶちまけた
DS!ｸﾛｽ「モカも………好きじゃないのにｯ………あいつよりAといたいのにｯ………せき出てｯﾋｸﾞｯ………話せなくて…」
『うんうん』
AはDS!クロスの頭を撫でながら静かに話を聞く
ホラーから貰ったネックレスの効果は
ほんとのようだがどうも魔術が強すぎるのか
それとも加護が弱いのかこのネックレスが効くのは
DS!クロスだけでキラーやDS!ナイトメアには効かなかった
どうやらモカがかけた魔術がその加護のお陰で確実に解けたらしいな
?……この加護石の色って……………もしかして……
『DS!クロスは悪くないわ』
DS!ｸﾛｽ「ｯ……………好き…だから…捨てないでくれ……ｯ…」
『わかったから…それに捨てないわよ』
ﾎﾗｰ「あ…効いてるみたいだな」
『ホラーお兄様…ノックしてください』
なかなか泣き止まないDS!クロスを
あやしていればホラーが部屋に入ってきた
『ありがとうございます』
ﾎﾗｰ「役に立てたなら良かった」
DS!ｸﾛｽ「ｽﾞﾋﾞｯ………誰？…頭…割れてる……」
ﾎﾗｰ「Aの兄だ………いつまでも泣いてたらかっこ悪いぞ？」
『意地悪しないでください』
DS!クロスの顔を覗きながら意地悪く笑うので
庇うようにDS!クロスを抱きしめる
ﾎﾗｰ「………ふん」
DS!ｸﾛｽ「………A…俺……あいつ嫌い…」
『嫌いでもいいわ』
ﾎﾗｰ「ひど………俺Aに嫌われるの嫌なんだけど」
『ならばそれ相応の態度できてください…DS!クロスをいじめたらダメです』
ﾎﾗｰ「………わかった」
やけに素直なホラーに少し
不安を抱きながらも適当に流す
『いい？DS!クロス………DS!ナイトメアやクロス達は悪い呪いにかかってるの』
DS!ｸﾛｽ「呪い…？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 50人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
