ヲタ活報告書 ページ9 ページ9
「はうぅ…」
今日も今日とて尊死しそう…
「〜？」
「〜…ー」
この声は…Aちゃんと…与謝野先生？
医務室から聞こえてくる。
医務室の扉は開いていたので、チラッと覗いてみる。
「大丈夫かい？今日も早朝から出社していたし、昨日も残業していただろう？上手いこと休まなきャアンタの体が持たないよ。」
「大丈夫ですよ、晶子先生。私はいつも定時で帰らせてもらってるし、たまにはこれくらいしないといけませんから。」
私の推し、良い子過ぎない？
「あ、駄目だよ。今日はここで寝てな。妾もここにいてやるから。」
「で、でも…」
「良いンだよ。いつもアンタは普通の事務員の仕事の二倍位働いてンだからねェ。それとも、疲労で倒れて妾に解剖されたいかい？」
「はい。休みます。」
「よし。」←
「じャあ妾は社長に報告してくるよ」
「はぁい」
はぁいって…！可愛いかよ！！！
不味い。動けない。尊過ぎて動けない。ずっとここにいると医務室から出てくる与謝野先生に見つかる…
動け…！私…！
駄目だ。見つかる。
「おや？太宰じゃないか。どうしたンだい？こンなとこで蹲って。何処か怪我でもしたのかい？」
「あの…推しが蒲団にくるまってて可愛すぎて死にそうなときはどうしたら良いでしょう？」
「嗚呼…成る程ねェ…」
「ちょっと場所を変えようか。ここだとAに聞こえるかもしれないからね」
与謝野先生はそう云って、給湯室まで早足で歩いて行く。
私はそれに小さく足音を鳴らしながら着いていった。
給湯室に着くや否や、与謝野先生は云った。
「いいよ。全部吐き出しな。」
その一声から、私は何かのスイッチが入ったように語りだした。
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雨靄古鳥 - ココロさん» ありがとうございます！今連載しているのが終わったらもしかしたら続編作るかもしれないです！！ (2023年3月20日 15時) (
レス) id: 668c2d07b5 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ - 完結おめでとうございます。また、機会があれば是非かいてほしいです！ (2023年3月16日 15時) (レス) id: cba0ca25c5 (このIDを非表示/違反報告)
雨靄古鳥 - .さん» コメントありがとうございます！承知しました。ありがとうございます！ (2023年1月23日 15時) (レス) id: 41e37cad23 (このIDを非表示/違反報告)
.(プロフ) - コメント失礼します。いつも作品楽しませてもらってます。太宰さんも夢主ちゃんも可愛くていつも口角が思わず上がります。新作ですが、太宰さんの後任幹部ちゃんのお話が是非読みたいです。 (2023年1月22日 23時) (レス) @page22 id: 26f49bff07 (このIDを非表示/違反報告)
雨靄古鳥 - クラゲさん» はじめまして！コメントありがとうございます！！後任夢主ちゃんですね！了解しました！ありがとうございます！！ (2023年1月22日 19時) (レス) id: 41e37cad23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨靄古鳥 | 作成日時：2023年1月9日 21時
