太宰治のヲタ活報告書 【文スト】【太宰治】

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やあ、読者諸君。

私の名は太宰治だ。

私と敦くんは、かれこれ４時間以上アライグマの飼い主探しをしている。

敦くんはピンピンしているけど私は体力が底をつきそうだよ。

流石人虎。


｢あ｣

不意に、敦くんが声を上げた。

｢どうしたのか$”-;＞)/#♪＜|●▼▽〒ゝ/！？｣

｢太宰さん生きてますか…？｣

｢あー死んだ。｣

不意打ちの推しは嬉しいが、兎に角ビビる。

｢あ、死んでたんですね…｣

｢Aちゃんグッタリしてる誰だい私の推しを疲れさせたのはでもグッタリした顔が可愛いからちょっと感謝しといてあげようじゃないか あぁでも私が良くても推しが疲れたのは良くないなよししっかり感謝した後に2回殴って5発打とうか｣

｢肺活量バグってるんですか？｣

｢そんな事ないと思うけどなぁ｣

そんな事よりも、Aちゃんの隣にいる男は一体誰だい？

あの男がAちゃんを疲れされたのかい？(圧)

｢！ポオさんだ！！｣

私の隣にいた敦くんは突然そう云って肩にアライグマを乗せたまま走り出した。

すっごいグワングワンしちゃってるよ。

容赦無いね〜

ん？あのアライグマの飼い主がAちゃんと一緒にいた？？？？

は？？？

羨ましいじゃないか畜生！！！

｢太宰さんと敦さん？｣ ｢カール！！！！｣

うッ…耳が…

｢｢え？｣｣

推しが私の名を呼んだ…？？

ｱｯ死ねるっ

ていうかAちゃん百面相してるめっちゃ可愛いぃぃ

ポカーンって顔してるポオさんありがとうぅぅぅ！！！

一気に疲れ飛んだぁぁぁぁぁ！！！！







ーーーーーーーーーー


｢本当に助かったのである…なんとお礼をしたら良いのであろう…｣

｢いえいえ飼い主さんが見つかって良かったです。｣

Aちゃんの百面相も見れたことだし！

｢Aちゃん、大丈夫？｣

あぁ、Aちゃんがグッタリしてる可愛い可愛いすぎて直視できない。

けど今ちゃんと目に焼き付けて置かなくては…！

バレないようにガン見しよう。























｢(Aちゃん絶対気付いてるよなぁ…)｣

敦は太宰の横でAが太宰がガン見してきているのに気付いている事を、伝えるか伝えないかという大分どうでもいい事で長考していた。

結局伝えなかった。

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