太宰治のヲタ活報告書 【文スト】【太宰治】

ヲタ活報告書　ページ14 ページ14

はじめまして。猫谷Aでーす。

今日は乱歩さんにお使いを頼まれたので、頼まれた物を買った序でに、街をブラブラとお散歩している次第でございます。

最近は、太宰さんがいつも通り挙動不審だったり、春野さんのミイちゃん愛が凄かったりするだけで、いつも通り平和です。

云ってる側からポートマフィア幹部が見えた気がするけど平和です。

｢おい手前｣

云ってる側から話し掛けられた気がするけど平和です。

｢手前だよ｣

肩を掴まれたので仕方なく振り返ってしまいました。

｢なんですか？｣

｢あぁ、やっぱり…お前、太宰の…｣

太宰さんの…?あぁ。

｢同僚ですよ｣

｢推s…｢やぁ中也！！今日も良い蛞蝓具合だね！！｣ゲ、青鯖…｣

噂をすればなんとやらだろうか。

｢という事で中也！Aちゃんから離れようか！！蛞蝓が移る。｣

成程。中也さんは蛞蝓で蛞蝓の近くにいると蛞蝓が移るのか。

初耳だ。

｢勉強になります。｣

｢真に受けてんじゃねぇよ｣

え？違うの？

｢まぁ、邪魔者はこの辺で退散するぜ。精々頑張れよ。糞太宰。｣

｢はぁ…うるさい蛞蝓がやっと消えた｣

｢…！あ、あぁ、Aちゃん怪我とか穢れた所とか蛞蝓に触られた所とかない？大丈夫!?｣

｢大丈夫ですけど…？｣

｢それなら良かった！！もしあったら私がアイツを殺して…ゲフンゲフンなんでもない。｣

大丈夫だろうか。風邪かなぁ？

｢じゃあ帰ろうか！うん！早く帰ろう！！｣

｢はぁい｣

…？太宰さんが額を抑えて固まっている。どうしたんだろう。

｢うん…帰ろう｣

ヲタ活報告書　ページ15→←ヲタ活報告書　ページ13

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す