太宰治のヲタ活報告書 【文スト】【太宰治】

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今日も無事入水に失敗し、出社する。

「遅いぞ！太宰！！！！いつも遅刻するなと云っているだろう！！いや、其れよりもうずまきのツケが半年以上もくどくどくどくど。」

あぁ、今日も今日とて国木田くんは元気だなぁ。

「聞け！！！！」

今日も出社と同時に推しを見て癒される。今日も可愛い。

「あ、おはようございま−す。太宰さん。」

え？

「太宰さん？」

推しが私に話しかけている？？？

「え、ああ、今日も可愛…おはよう」

「はい、おはようございます！」

ああ、天使だ。いや、女神か。

「珈琲飲みます？国木田さんも…」

「頼む。」

「私もお願いしようかな」
　
今日はもう入水しなくても生きていける。

珈琲を淹れる姿さえも美しい。

心中したいが、彼女と私なんかが心中するなんておこがましい。

「どーぞ」

背の低い彼女が目線と、珈琲の入った紙コップを斜め上に上げる。 私と国木田くんが目を合わせやすいように､紙コップを受け取りやすいようにしてくれているのだろう。


神様が降臨したのだろうか。


「ありがとな」

「ああ、、ありがとね」

神からの珈琲、尊過ぎて飲めない…



















結局飲んだ。

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