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「…や、恥ずかし…」
ちょっと大げさに音を立て
チュッチュッと胸に吸い付く。
硬くなる先端を摘んで
クルクル指の腹で回す。
「…どう？気持ちいい？」
「うん…っ、ぁ…」
♪ prrrr…、prrrr…
Aの鞄の中から着信音が鳴る。
「…遼くん、ちょっと待って…」
「早くしろよ？」
携帯を取り出しAが固まった。
「えっ…、遼くんから電話？えっ…」
しばらくして着信が止まった。
携帯を持ったまま俺を見る。
部屋は真っ暗で人影がわかる程度しか
視界は悪い。
「……あの、誰ですか？」
「登坂広臣、あんたの隣人だけど？」
「えっ！」
驚くAに近づき
電気のヒモを引っ張った。
パッと明るくなる視界にようやく
俺が遼くんじゃないと気づいた。
「…えっ、あ、なんで…」
「あんたが間違えて俺の部屋に入ってきてキスしてきたんでしょ？」
てか、胸丸見えなんだけど…
「嘘っ…私…、キャッ…」
腕を引っ張り抱きしめる。
そのまま倒れこむように
ベッドに押し倒した。
「もう遼くんの元に返す気ないから。」
「えっ？」
「俺にしとけよ。」
「…っん…やだ…」
お前が言ったんだろ？
俺のキスの方が好きって。
「黙って俺に抱かれろ。」
「…っ、ぁあ…」
こんな夜中にムラムラさせといて
責任取るのが筋ってもんだろ？
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作者名：pooh
| 作成日時：2015年5月11日 8時
